スキマバイトの活用 〜2025年の働き方考＠地方〜
日経新聞でタイミーやメルカリのハロの利用者が増えていることを背景に働き方が、そして雇う側もそういったスポットワーカーをどう取り込んでいくかが鍵になるはずというお話。
私も半年ほど前、興味があってタイミーに登録して、いくつかの観光現場を中心にバイトしてみた時の感想などを含めて、地方特に沖縄でのワークスタイルについて思っていることを整理してみます。
中高年も活用
最初にタイミーというワードを聞いたのは、2年ぐらい前だろうか。県外の大学に通っている娘が沖縄に帰省してきたときに、バイトでもしようかといい、スマホを取り出し決めたという事象を目撃したときに、初心者をオリエンテーションもなく、いきなり現場出すんかい、とツッコミを入れてました。
バイトから帰ってきた娘に様子を聞くと、ただただ忙しく、言われたことをやっただけと。その時彼女は観光客が多く訪れる飲食店でのホール（配膳）のしごとでした。
それから1年後の昨年のGWあけに、メディアにもちらほらと名前が聞かれるようになった頃、自分のスマホにアプリをインストールしてたのでした。
そのあたりは、後で触れますが、下のグラフにあるように40代以上で半数を占め、30代以下とほぼ同数というのは驚きました。
私と同じことを考えた人が一定数いたということだ。理由は様々だろうが。
私のタイミー体験
私がタイミーに登録してみようと思ったのは、お金がほしいというよりも、どんな事業者が子のサービスを利用しているのか、そして働いている人はどういう属性の人がいるんだろうか。
募集側と働き手とのマッチングは、スマホ上でどのようなシステムでオペレーションやインタフェースなどどうなんだろう、などの好奇心からです。
特に当時は観光の仕事に携わっていたので、宿泊、飲食、物販、その他人手不足感や、賃金の相場など、現場の空気を知りたかったからです。
私の住むエリアの求人は、1年前はコンビニのレジの求人がとても多く、あとはホテルの飲食でホールおよびキッチンの募集が多かったです。今は変わっているかも知れませんが。
事業者によって、交通費が出たり、飲食だとマカナイがついていたり、特色を出して求人活動を行っていると感じました。
ファーストフードのデリバリー、観光バスが止まるような大型飲食店のホールとキッチン、古宇利島の飲食店、恩納村のリゾートホテルの宴会ホール担当、など。
同じ場所に何回か行くと、馴染になったり、勝手がわかってきてお互いによかった。またいかないとわからない、観光地でのメニューの価格。またタイミーからのバイトさん（タイミーさんと呼ばれた）仲間ができて、世代間交流になったりした。
経営者視点でこの流れをどう考えるか
新しい働き方であることは間違いない。経営者視点というか、たいみーのシステムを使って人を集め、現場を回してみるとすると。オフィスワークにもいけるのか。単純作業に分解してユニットで分けるとすると・・。オフィスワークに限ると、オンラインでクラウドワークスやランサーズで人を探せるので、電話番も転送して受付専門のビジネスモデルもあるしなぁ。
イベントや現場仕事、アンケートの実施や入力作業などはありえるか。いずれにしても単発で、単純作業で（オペレーションがシンプルで）あればいけるのだろう。
セキュリティ云々はまた出てきそうではある。
もう半年以上たっているし、スマホを換えたこともあり、アプリ開いてません。またメルハロともう一つ違うアプリも使ってみたが、あのときは利用者数そこまでだったけど、今はだいぶ変わっているかも。
闇バイトとの関連も言われているが、働く側もオーナー側もよく注意するしかない。
ということで、4月以降にフリーエージェントになれたら、是非活用してみたい。
やんばる時節
名護城（ナングスク）からのながめ。きょうは沖縄にしては寒い。
全国的に冷えているというニュース。雪の地域はどうぞご安全に。避寒でやんばるいいかもですよ。
