見出し画像

雇用の創出と確保 せめぎあい

2025年に開業予定のジャングリアの採用説明会に多くの人が集まったと報道がありました。
前のエントリーでも触れましたが、1300人程度の新規雇用となると、名護市の就業人口が令和2年で約31,000人だそうで、単純に比較すると40%程度になる。ただし、ここでは周辺の自治体の数字は置いといて、まぁまぁインパクトがありますよということをお伝えします。

仮説として、普通に考えて周りから聞こえてくる、人不足(働き手がなかなか確保できない)という状況の中、大きな数字の雇用の確保は難しいのではないか。どのようにして1300人を確保するか関心がありますので、報道から追ってみます。

優秀な人材の獲得に向け、加藤代表は東京や大阪など都市部に住む県出身者にUターン就職を働きかける意向を示す。県外の大学と連携してインターン生も受け入れる方針で、中長期的に観光人材の発掘や育成につなげる。

 電車での長距離通勤ができないため、近場からの通勤を想定する。移住を伴う社員も多くなることから、安定的な正社員雇用を基本とする方針だ。

2024年5月7日沖縄タイムス

Uターンや中途採用を積極的にというところと、来年度の新卒採用+インターンシップも取り入れていくということのようだ。

外から連れてくる戦略で、まずはマネージメント層や中核人材の採用で、現地からの現業オペレーション的な業務はこれからということと予想します。
それで、名護市の雇用状況を失業率と有効求人倍率でみてみます。


名護市の失業率

ここから先は

1,562字 / 7画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?