気になるフォント ~Photoshopのマッチフォント機能~
今回Photoshopに機能として搭載されている「マッチフォント」が気になったので使ってみました。
まずこの機能は、画像の文字からフォントを探す機能です。
例えば、街角の看板で何のフォントか?気になるロゴなどがあった場合、そのフォントで利用されている書体が何なのか?近いフォントをおすすめしてくれるという便利な機能です。
今回、なぜか無性に映画トップガンのタイトルロゴ「TOP GUN」が何のフォントを使っているのか気になったので、調べ始めた所からスタートしました。
もちろんロゴなんでオリジナルで作成されているのが前提ですが、もしかすると既成のフォントをデフォルメして使われているかもしれない。。などと考えて、試しにPhotoshopの「マッチフォント」機能を使ってみよう!と思いまずは試してみました。
【Pnotshopの「マッチフォント」を使ってみた】
今回試した流れは以下になります。
↓
① 気になっていたPhotoshopのマッチフォント機能を使ってみました。
以下利用法方法の抜粋です。
1.Photoshopで画像を開き、長方形選択ツールを選択します。
このツールを使用して、対象の文字が含まれている範囲を選択します。
2.メニューバーの書式メニューから「マッチフォント」を選択します。
3.一致するフォントの候補が表示されたら、コンピューターにインストール済みのフォントの中から選択するか、クラウドアイコンをクリックしてAdobe Fontsからダウンロードします。
4.そのフォントを使用して、画像に文字を追加します。
※Adobeの「マッチフォント」紹介ページは下記参照https://www.adobe.com/jp/learn/photoshop/web/match-font-image
◆やってみた印象
今回やってみた結果、実際に並べてみるとなんかちょっと違うな。。というのが正直な印象でした。
しいて言えば、この中だと「Countach」が近いかな?名前もカッチョイイ。
テキストボックスに「TOP GUN」と打ち込んで、「Countach」の文字を選択してロゴ画像に重ねてみたら、意外とピッタリしました。
ちょっと角張り感が「Countach」には足りないけど、バランスは結構近いなと思いました。
そもそも自身でPCにインストールしているフォントや、AdobeFontsで提供されているフォントを読み込みに行って、サジェストされたフォントを表示する仕組みのようなので、AdobeFontsで提供されていないフォントなどは出てきません。
これは仕方がない事ですね。
今回Photoshopの「マッチフォント」を使ってみた結果としては、既成のロゴに似たようなフォントを作りたい場合はこの機能は使えるかもしれないなと。一応納得はできた感じです。
以上、検証結果でした。
ちなみに、別でChatGPTとWEBでも調べた結果もあるので、以下参考まで。
【ChatGPTに聞いてみた】
ChatGPTに「TOP GUN ロゴ 何フォント?」って入力して検索してみました。
→ 結果:
>一般的に「ITC Machine」や「Machine Medium」というフォントがベース
>とされています。このフォントは、無骨で機械的な印象が特徴で、ミリタリ>ースタイルの・・・
なんとかかんとか。。って感じで2種類のフォントが候補に挙がりました。
こちらも一応ロゴ画像に合わせて並べてみた所、「ITC Machine」はなかなか近い印象でした。
【WEBサイトで検索してみた】
→ 結果:
WEBページの上の方に
>『トップガン』(1986, 2022)『トップガン』(新旧両方)のクレジットに>Futuraは使われています。
とでたので、え?Futura?ほんとに?と思って調べを進めた所、エンドロールのクレジット(登場人物の紹介の文字)で使われているという事らしく、ロゴの話しではなくなってました。紛らわしいなと。
ページをスクロールしてみていくと「Top Gunフォント 」なる項目があり、気になったのでリンクをたどってみた所、ちょっと怪しさが。。
おそらく、ロゴの文字を模倣して作られたフォントで、本家に似せて作られたものかと。
当然ながらフォントの形もそっくりでした。
(あえてサイトのリンクは貼ってません)
ただ、これって何かに使っていいのか?ちょっと考えてしまいました。
個人利用は無料とかの文言も書いてありましたが、ちょっと許諾が気になる部分も否めないグレーな印象でした。
※あくまでも個人的な感想です
【結論として】
正直、まだまだフォント探しで簡単な見つけ方は無いのかなと思いました。
ただ、その中でもAIが発達する事でいろんな調べ方ができてきて、Adobeのソフトでも便利な機能が追加されてきたり。
今後もソフトの便利な機能はもっと追加されていくと思います。
今後に期待してます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?