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エシカル消費についてお勉強。

エシカル消費の本を借りてきました。

SDGs大学の学長の本です。図書館で検索したらなんと児童書のエリアにあった。子供たちがこんな難しい本を読んでるのね!とびっくり。でも子どもにも読めるように作られていたせいか、めちゃくちゃ読みやすいし分かりやすい。3冊あるけど苦にならず借りられ、すぐに読めました♪

同じ本棚のエリアにこんな本もあって思わず借りたけど、これもすごく面白かった。また次回にご紹介したいと思います。

とっても良い本だったので、学校の教室などに置いてあるといいかも。

読んでいて、それは知らなかった!と個人的に興味深く感じたお話や用語があったので、少しご紹介したいと思います。

「①エシカル消費ってなに?」より

◆バイコット


エシカル消費という言葉が生まれたイギリスでは、1990年代にエシカルな商品を積極的に買う運動が広まりました。こうした運動は、「ボイコット(boycott)の反対の意味を表す造語として「バイコット(buycott)」と呼ばれるようになりました。

消費者はボイコットで「やめさせる」力を持つ。同じようにバイコットでエシカル商品に賛成し買う方へ応援する力を消費者は持っているのだ。


◆フードバンク

パッケージのいたみなどの理由で、品質には問題なくても、店では販売できない食品があります。こうした食品を企業や個人から寄付してもらい、食べものにこまっている人のところへとどける活動のことを「フードバンク」といいます。

知らなかったので調べると地元では「フードバンク愛知」があった。フードバンクは企業向けなのですが(事情で余ってる食品いっぱいありそ〜)個人の場合は「フードドライブ」へ寄付する方法があるみたい。フードドライブは自分たちで企画して集めフードバンクへ連携します。


「②エシカル消費でSDGsを!」より

◆ラナプラザの悲劇

2013年4月24日、バングラデシュの首都ダッカ郊外にある8階建てのビル「ラナプラザ」が崩壊する事故が起きました。

ラナプラザには、世界的に有名なファストファッションメーカーの服を縫製する工場が5つ、入っていました。ビルの下敷きになって1,130名の命が失われ、負傷者も2,500名以上にのぼりました。その多くは工場で働く女性たちでした。
女性労働者たちは、せまい工場の中に大人数がつめこまれ、一日中ミシンで服を縫っていました。それでも、もらえる賃金はごくわずかでした。

この事故により、ファストファッションのメーカーが、服を安く販売できる、うらのしくみが明らかになり、ファッション業界のあり方を見直すきっかけとなりました。

びっくりな事件…知りませんでした…

ファストファッションメーカー>
ベネトン、ウォルマート、プライマーク、マンゴーなど。だったそうだ。
この事件を調べようとするとセットでユニクロが出てくる。。ファストファッションでまず最初に思い浮かべるのはやっぱそうですよね(^^;;

このビルに入っていなかったようですが、この事件のあと調査が入り指摘を受けたこともあり、それからかなりクリーンな方向へ頑張ってるみたいですね。詳しくは分かりませんが、そういう製造過程がちゃんとしたところで買いたいなと思うところです。


◆100万人の手洗いプロジェクト

薬用手洗い石けん液やアルコール手指消毒剤などの衛生製品メーカーであるサラヤは、2010年から、東アフリカ・ウガンダ共和国で「100万人の手洗いプロジェクト」に取りくんでいます。

サラヤいえばパーム油の件で大変な思いをした企業というイメージが。しかしそれをバネにむしろ環境問題のトップランナーを切るような活動をされているのでしたっけ。

そもそも石けんは環境に影響はしないのか?と気になり調べていたら一昨年あたり、石けんが有害物質指定されそうになった事件があったらしいですね…事件、とか言ってしまうけど(笑)「合成洗剤業界の思惑か」というタイトルでも記事が出てきましたが…なんとなくそうかなと思っちゃう。。

石けんは紀元前からある自然から偶然生まれたものだそうだ。また最近では石けんが抗ウイルスとして界面活性剤の中で最も効果が高いという研究結果が出たみたい。さらに人気が出そうですね(^^)100万人の手洗いプロジェクトで感染症など防ぐ効果も高いのだろうと想像できました。

ただ、排出するよりしない方が勿論いいのだと思う…これだけの利用者の数があれば少しでも環境に負担をかけないものに変えることが本当に大きいことになるのだと思う。日本の石けんの普及は 明治以降らしくて…それ以前は石けんのない暮らしをしていたというから…そういう暮らしを現代の一部に取り入れてみるのもいいかもしれないですね。


◆レインフォレスト・アライアンス認証

カエルは、身のまわりの環境の変化に敏感な生きもので、すみにくくなると、すぐにいなくなってしまいます。ですから、カエルがいるかどうかで、その地域の環境に変化が起きているかどうかを知ることができます。

そんなカエルをモチーフにした緑色の認証ラベルが、「レインフォレスト・アライアンス認証マーク」です。
レインフォレスト・アライアンスは国際的な非営利団体で、生物多様性の保護や、農業・林業にかかわる人びとのくらしを向上させるための活動を行なっています。

イオンで販売されてるドリップコーヒーの一つにこれがついているので知りましたが、何故カエルなのかは初めて知りました。日本の田舎といえばカエルの鳴き声…今も変わらず鳴いているだろうか…?


◆MSCとFSC

MSCは海のエコラベル
〈Marine Stewardship Council〉
FSCは森を守るマーク
〈Forest Stewardship Council〉

MSC認証
当書籍の裏側にもあったFSC認証

MSC認証のお魚を探そうと思いつつ未だやれていなくて…近所のスーパーには見当たらなかった。イオンならきっとあるはず…FSCはあちこちありますが、MSCは中々目に飛び込んでこない。普及に遅れた原因があるそうですが認知も低いようです。審査がスムーズでなかったり受けるのにお金もかかり…販売業者の負担も大きいみたい。残念なことですが、あるにはあるので気をつけて見つけてみたいと思います。


「③エシカル消費をやってみよう!」より


◆チャリティショップ

チャリティショップは、着なくなった服や、使わなくなった電気製品、家具、食器などの商品を寄付してもらい、それらの商品をお店で販売します。販売によって得られた利益は、社会貢献のために使われます。また、お店の運営もボランティアの人たちによって支えられています。

なんとリサイクルショップのチャリティ版があるとは!先日部屋の整理をし不用品を宅配で送って寄付をしましたがほとんど海外に送られると言っていた…普通に国内で販売するお店があるならこちらの方が身近でリサイクルの実感が湧きそう。

イギリス発祥で海外では当たり前のようにお店があるのだそう。日本にも普及させようと活動している人たちもいるみたいです。名古屋には1つ団体があって各所回収ステーションがあるようだ。
もっと店を構えたステーションが増えるといいな。SDGsのこともあって、これから増えてくるかもしれない。


◆フェアトレードタウン

公正な価格で取り引きすることによって、途上国などの生産者の自立を支援するフェアトレード
このフェアトレードを、市民・お店・学校・企業・行政が力を合わせて、「まちぐるみ」で広げていこうと取りくんでいる自治体のことを「フェアトレードタウン」といいます。

フェアトレードタウンといえば名古屋♪
日本で2番目に宣言した町です!(^o^)
ですが自分が知ったのが割と最近で、まだあまり享受していない、、「世界フェアトレード・デー・なごや」というのが毎年開催されていて、コーヒーサミットといって、全国からコーヒー屋さんが集結するのがあるのですが行ってみたい。フェアトレードマルシェはやってるし現地情報オンラインセミナーやってるみたいだし、、色々スゴい。少しづつですが体験したらまたご報告したいと思います。


◆グリーン ダウン プロジェクト
羽毛のリサイクル活動です。
SDGs大学のプラットフォームに羽毛リサイクル業のかたがいらしていたことがあり私はその時初めて知りました。
羽毛は100年間リサイクルできるそうです。しかも生産時よりもアカが落ちてて綺麗なのだそうです。これだけ沢山生産されてたらリサイクルでかなり回せそう。
個人的にはダウンは高価だからお布団くらいしか持ってない。冬、重ね着すれば十分温かいのでダウンでなければということはない…からこれからもできるだけダウンは避けたいかも…調べてたら、生きたまま羽を抜かれてる映像やニュースがあり、悲しくて買う気になれなくなってきました…。今のところ新たに買う予定はないですが、次に選ぶときはそんなことを頭に入れておきたいと思いました…。グリーンダウンの製品ならリサイクルだから安心ですね。

3冊通して、良い話ばかりなのですが、こうして自分が特に気になった用語を並べて眺めてみると、全部、「いつか活用したいな〜」と思っているものばかりだと気づきました。

この本にも書かれていましたが、無理してはやらないほうがいい。でも少し目に留まった、または人に話してみたい、という内容は自分が興味があるから始めやすいかもしれないですね。楽しくやりたいものですo(^-^)o

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