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ちんみぃpresents かえるフェス2024(2)

前半はこちら。
ちょっと断捨離に夢中になってたら3週間近くが過ぎていました。こわ。

16:00過ぎ

「ビンゴ大会はじまりまーす!」
ちょうど眠気が限界に達しテントで白目を剥いていた私、良いタイミングで助かりました。ずっとテントで焚き火奉行をしていて動かなかった妹+フレンズもキャンプ道具が景品ということで、参加すべく皆で肩ぶん回して中央に向かいます。

結果、わたくしLEDの白い可愛いお洒落ランタンを頂きました。
その他も豪華アウトドアグッズばかりで大盛り上がり。

たしか16:30くらい

いよいよトリ、ちんみぃのLIVEです。

確か…このLIVE前の音響チェックのあたりでようやく、梅田オデコネの水田Pがいることに気が付きました。ラジオDとP揃った!!と、うめーんの我々大興奮ww

関川Dに至っては、あれなんだろう?なんか機材を首から下げマイクを片手に携えてるかと思えば、音響機材を調整していたりしておられます。

「ラジオスタッフがバックアップについてるんでしょうか?」「さすがオデコネですねぇ」などと喜ぶところが少々マニアックな我々ですが、うめーんならば皆様もきっとグッときちゃうのではないでしょうか。

さて当の主催者さんは、唐揚げ屋teppeiの粉まみれTシャツから衣装チェンジ。マイクを握るとやはりスイッチが入るのか、私がいつも見ているラッパーteppeiのお顔になりました。

癒しの時間

木々に囲まれ心地よい風の吹く芝生の上、パチパチと爆ぜる焚き火と揺らめく蝋燭の灯り、川のせせらぎと鳥やカエルの声が遠くから聴こえる。この、いろんな音や匂いや手触りのする自然の中で聴くのがちんみぃは正解なのかもなーと、LIVE中そんなことをぼんやり考えながら過ごしました。

ご本人たちも座って、我々も座って。

なんなら寝転んで微睡みながら聴いてもいいのかも。プラネタリウムとか子守唄?的な感じ。そのくらい脱力しきってふわぁっと聴くラップ。

スタジオで精度を極め磨き上げられた音楽も、バイブスあげあげの音楽も、スキルで殴ってくるような音楽も、胸に突き刺さるような言葉も、いずれも音楽は素晴らしいものだと思いますが、こういう…五感をごちゃまぜにして聴くちんみぃはどれにも当てはまらなくて、まるで水面を揺らすそよ風のような音楽で、癒しでした。

teppeiさんもニコニコ笑顔ですが、いつもの全開笑顔ではなく菩薩?大仏のような微笑みで若干の後光背負ってる系。声も力強さは残しつつもほんのり優しく。

そしていつものように隅々までぶち上げまくるのではなく、時折空を見上げながらゆったり心地良さそうにバースを蹴る姿が印象的でした。まるで空に話しかけてるみたいなラップです。

動画を見た方が絶対に伝わると思うんですが、私の撮った動画は全部後ろに止まってる車のナンバーがくっきりはっきり写ってしまっておりUPするのは躊躇われ……他の方のUPされたものをぜひディグってください…!最高だから!!

突然のマシュマロタイム

MCに入るとけんすけさんが「teppeiのLIVEではからあげが配られて、からあげで乾杯!ってしたと思うんですけど、我々ちんみぃはマシュマロです。マシュマロで乾杯しましょうー」

棒に刺さったマシュマロを千手観音ばりに持ったスタッフさんが、皆の間を周り次々と配って回ります。
「せっかく焚き火があるんでね、みんなでマシュマロを焼いて乾杯しましょーう」「さー、近くに移動してー」という訳で我々ももそもそ移動します。

ところで私、実はマシュマロ嫌いなんですよね。特に食感が。そもそも甘いものもあんまり得意じゃなくて。焼きマシュマロもかつて一度だけ食べたことがありますが、どうしても好きになれず。

だから、実に10年ぶりくらいのマシュマロ。

けんすけさんのレクチャーに従いトライしますが想像以上に焼き方が難しく、すぐに焦げます。かといってビビってると一生焼けないし。むずかし楽しい。

好きなアーティストと唐揚げで乾杯し、同じ焚き火で共にマシュマロを焼くなんてことは、世の大抵の皆様が経験できないことだと思いますのでもうウッキウキ。浮かれポンチ。うふふふふふと口から出る笑いが止まるところを知りません。最高に楽しい。

そしてとろっと蕩けたマシュマロを熱々のうちに口に入れると、どうしたことでしょう。すごく美味!とっても美味!マジでうま!激ウマ!!
明らかに万能調味料teppeiが(私には)効きまくっています。

「えー美味しいー!(意外すぎて勝手に感動してる)楽しー!」とか言ってうふふふしていると「はい皆さん焼けましたかー?みんな焼き終わったら乾杯しますからまだの人やって下さいねー」

・・・・・・あ。忘れてた。笑
すっかり乾杯のことなど忘れ、胃に収めてしまいました。

周りを見渡せば同様の方が何人かいらして、皆そこはかとなく照れ笑い。
わかる!ちょっと恥ずかしかったですよね。

まだまだ沢山用意してますーとのことだったので追いマシュを頂き、今度はちゃんと乾杯に備えます。私のように二度焼いてるうっかりさんもいれば、ご家族でゆっくり動画を撮りながら楽しんでる方々もいらして少し時間がかかります。

無駄にフッ軽かつ機敏な私は早々に二度目も焼き上がり、皆さんの焼き上がりを待つ間座り込んでぼんやりと前を眺めていると、teppeiさんがステージにある椅子に座ってマシュマロ片手にニコニコしてます。

超絶ニコニコしています。

・・
・・・
ニコニコニコニコニコニコしています。

良いww良すぎるwwwwwwwwww 我らもつられてニコニコwwwwニコニコニコニコ

まるでシャボン玉で遊んでいる時みたいに、マシュマロを掲げながら空を何度も見上げ風に目を細める姿にニタニタしておりますと、口が動いています。
何か呟いてます。空に向かって。

・・
・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(絶句)

何度考えてもキモい感想にしかならず大変恐縮でございますがその光景は……まるでお空と…お空と乾杯してるようにしか見えませんでした。興奮し過ぎて鼻血出るて。

まぁそうじゃなくて雲の上のツレに話しかけたのかもしれないし、映像のお仕事もされてるから単純に画角見てただけかもしれないし、同じ空を見上げてるであろう愛する奥さんにロマンチックに乾杯したのかもしれないし(明らかに思考が大河の影響を受けている)単純に空見るのが好きな人なのかもしれんし、そんなの何一つ私なんかにわかる訳もないんですが。

しかしながら。
しかしながら側から見るあのお姿はあまりに良い光景すぎたので、この先の未来、いつか訪れるその時には私の走馬灯に必須でこの画を入れていただきたい。
神様ひとつよしなに頼む。

けんすけ「さぁ〜、ではもうそろそろ乾杯しましょうか。いきますよー」

全員揃って大きな声で「かんぱーーーーーーーーーい!」
やっぱり二度目もマシュマロ美味しい。

teppeiファンはドリンク(水分)以外で乾杯する機会が多いですね。

そしてそこからまた曲をいくつかやって、割とあっさりちんみぃLIVEは終了。

17:00以降

ここからはフリーLIVEの時間で、カラオケ大会みたいに歌う人や自前のドラムセットでお子さんが演奏したり、それぞれが自由にステージで音と表現を楽しんでいて、かなりピースフルな雰囲気!

”幸せたっぷり ハートハッピー100% ハッピーパウダー250%のハッピーターン”ばりに幸せ増量の空気感。

うめーん大興奮

それからしばらくして、オデコネD・Pと3人で話していたteppeiさんが視界に入り
「えー、今行ったらスタッフさんも一緒に写真撮っていただけますかねぇ」
「……行ってみます?」
ということでteppeiさんの元へ。

踏み出して3歩で、関川Dがどこかにスタスタ歩いて行ってしまいました。
あーー!遅かったかー。でもまぁ仕方ない!

私「teppeiさん、写真撮って頂けませんか?」
てぺ「はい。もちろん!」
空気を察し一歩下がる水田P。

その水田Pの方をガッツリ向いて「水田Pも」と言うと
水田「あ!!僕写真撮ります!」
私「いえ!!違います違います!ぜひ、水田Pもご一緒に写真お願いします!」
水田「えええええ!?!僕もですか」
うめーん2名「もちろんです!ぜひ一緒にお願いします!」

戸惑う水田P。ふふ と横で笑うteppeiさん。

てぺ「ちなみに、あっちに関川Dもいます」
私「はい知ってます!でももう行っちゃったんで…お忙しいと思うし諦めます」
てぺ「呼びましょうか?」
私「ええ!?い・・いいんですか!!!?!」(図々しさ全開)

水田「・・・! 僕、呼んできます!!!」(と同時にもう走ってる)
私「うわーー!ごめんなさいありがとうございます!!うおー嬉しい!!」

かなり離れていたのに、わざわざ戻ってきてくださった関川さん。
ということで撮ったお写真が、こちら。

我々の部分は当然ばっさりカット

「オデコネだ!オデコネチームだ!!」(小声かつ早口)
うめーん我々にはたまらないDJとDとPの3ショット。お宝でございます。

そして、その後3人だけで撮っても良いですか!!!?と図々しさをミルクレープ並みに重ね携帯でバッシャバッシャ撮っていると、気がついたら周りの方々も沢山集まって大サービス撮影タイムが繰り広げられていました。

そしたらなんと「ちんみぃじゃなくて良いの?けんすけは??」ということで、たまたま近づいてきていたけんすけさんまで並んでくださって、777の確変並みのサービス継続。ありがてえ

ちんみぃ+オデコネ

神すぎる対応。
我々うめーんを含むあまりの盛況ぶりに若干周りの出店者の皆さま方がビックリされてましたが、交代しながら写真撮ったりして和気藹々とした時間が流れます。

日帰り組はそろそろ帰る時間

さて、楽しい時間はあっという間に終了。

「日が落ちないうちに帰った方が良いですよね?」
「teppeiさんも、きっともう帰りますもんね。東京行くんだもんね」
ということで、フォロワーさんとはもうそろそろお別れの時間。

宿泊組の我ら姉妹は、薪を買い足しておこうと2人で事務所に向かいます。

でもスタッフの方が誰もいません。
しばらく2人してキョロキョロしていると、なんかのファイルを抱えたteppeiさんがたまたま近づいてきて「どうしました?なんか探してますか?」と声を掛けてくださった上、スタッフさんを呼んできてくださいました。モード神、継続中。

そして、この時の困ってる人がいたらすぐ気が付き、気さくに声を掛けさっと動けるファイルを抱えたteppeiさんに、私は社会人を感じました。笑

一方、妹は妹で「メジャーアーティストなのにこんなファンと距離が近いなんて思ってもみなかったから、驚いた」とラッパーならではの超フランクな距離感に、結構なカルチャーショックを受けてました。

言われてみれば、確かにそうかもね。姉はもはや慣れてしまいました。

teppeiさんはそれから色んな方にご挨拶をし終えると、さくっと帰って行きました。うめーんの我々は遠く離れたところで大漁旗を振るくらいの感覚で両手を振って帰路の安全を祈り見送ります。一切見てないと思うけど。

teppeiさん、フォロワーさんに続きしばらくすると、妹の友人ハーレー御一行様が、やはりモーゼの十戒のごとく人混みを2つに割りドルルルルルルルルルル…と、重低音を響かせ帰っていきました。一部で拍手が起きました笑

18:30前後だった気が

ということで、妹と2人。
来た時と同じミニマムな人数になりましたが、夕食のお時間です。
ここいらへんで、ようやく唐揚げが消化されました。腹持ちが良い。

30分ほどすると陽が落ちてきたので、焚き火を見つつ無言。
2人ともほとんど寝てない上になんだか色んな人と話しっぱなしだったので、一気に疲れがどどどん!と襲ってきます。

ぼーっとしながらひたすらに黙々と咀嚼をしていると、どうも遠くからけんすけさんの声が近づいてくるような気がいたします。薄暗闇に目を凝らしてみると、どうやら1つ1つテントを回っているご様子。

・・・?なんで??と思っていると、なんと今日参加してくださった方へ感謝を伝えて周ってるようです。

「今日は参加してくださってありがとうございます。どうでしたか?」

ひえ〜!これみんなに言って回ってんのもしかして!?と驚きながらも、すごく楽しかったということをお伝えして少し話していると、どうも妹のキャンプギアがけんすけさんのお好きなテイストだったようで、キャンプのことやお互いが乗っている大型バイクの話しで盛り上がっています。

姉の私は全くもってわからないので横でふんふん聞いていると、けんすけさんは誰かに呼ばれ「ごめんなさい!話が途中なのでまたきます。絶対来ます」と事務所の方に行かれました。

20:00

とはいえ。とはいえですよ。私はもう戻ってこないと思ってたんですよね。
なんと言っても主催者でゲストもいて出店者も沢山いて、お忙しいでしょう。

そして我々も食事が終わりに近づきお茶でも淹れましょうかってなあたりで
なんと本当に戻ってきました!驚いた。良い人!!

しばらく妹とバイクとキャンプ話の続きをしていたかと思ったら「ところで、今日は何がきっかけで来られたんですか?」と聞かれたので、私がteppeiさんのファンで今回はキャンプだったから妹を誘ったんですとお伝えします。

「そうなんですね!teppei今日は東京に行ったみたいですよ。いつもすごく忙しくて」
「ねぇ。めちゃくちゃハードスケジュールですよね。ここに来るのに車も運転されてたし、せめて新幹線では寝られてると良いんですけど」

「ぐっすり寝てるんじゃないですか?・・・ん?そういえば…teppeiそういえば、今日知らない間に帰っちゃったんですよ。いつ帰ったのかなぁ」

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
嘘でしょ!?主催者2人しかないのに、何にも言わずに帰ったんですか?ウケる。

私は子供の頃からいつも”しっかりしてる” という形容詞が頭についてきたし、営業職で部下もいたりで、段取りとか報連相とかそういうのが骨身に染みています。
そういう経歴から、ふんわりさくっと軽やか自由に行動するお2人に『怖い怖い怖い怖い怖い』という感情の方が先に立ってしまいました。あはは

ふわふわ大らかな2人がコンビ組むとこうなるんですね。笑
私もこのくらいゆったりとした人になりたかった。できないから憧れます。

「でも、そんな忙しい毎日だから。今日くらいは仕事や時間やしがらみを忘れて自然の中でリラックスして欲しいし、きっとできたんじゃないかなと思うんですよ」

「はい。見たこともないくらい穏やかでとっても良いお顔されてたんで、きっとリラックスされたんじゃないかと思いました!私もとっても心地よくてずっと楽しかったです。来て本当によかったです」

「ありがとうございます。そう言ってもらえてよかった!」

「またね、ふと時間を忘れたいなとかちょっと疲れたな って思った時にぜひ来てください。そうじゃなくても、焚き火を見てぼーっとしてるだけでも良いと思うんですよ。忙しない毎日に、頭を空っぽにする時間をぜひ作ってくださいね」

初めて話したけんすけさんは”ちんみぃ”そのものみたいな人でした。

翌朝5:00

夜中に雨が降り始めたため水滴を拭いながらの撤収となり、妹がとにかく「最悪。さいあく…あーめんどくさいぃ」とブツブツ言いながらの撤収。

翌日のイベント不参加の場合8:00を目安に出てくださいとのことだったので、急いで片付けます。結果9:00近くに出発。

皆から反対された貴船神社ルートで帰ったら行きなんて比べものにならないくらいのガチ山道で、土砂崩れ・倒木を横目に染み出す山水・流れ出す砂利の中を2人して爆笑しながら帰ってきました。絶対コダマが大量にカタカタ言ってたはず。

帰りは貴船神社・鞍馬山と立ち寄り、絶対何がしかのパワーを頂戴して帰ってきました。時間があったらもう一泊して京都満喫したかったです。

来年もやると仰ってたので、次は観光もぜひ楽しみたいと思います。おわり

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