Freak's'pot Vol.18 -✨9th Anniversary✨-
2023.07.08 at NOON+CAFE
注)今回いつものレポな感じではないです。あと、後半で面白くないことも書いてしまっているので、もし気分を害されたらご容赦ください&そっ閉じ願います。
19:35
NOONに到着。並びは30-40といったところ。上々の滑り出しですが湿気がすごく、わずか10分程度の待ち時間がゴキゲンを保っていられるギリギリでした。入店して入場の処理を通路で待っていると、外からFreak's'の皆さんが「お願いしますー」「こんにちはー」と横を通過。次に反対側からテークさんが「お願いしまーす」と言いながら目の前を通っていかれました。
一緒にいた方に「推しが目の前通ったけど、大丈夫そ?」と言ったら「……!!気が付きませんでしたっ!」と目をまん丸にしてたのを見て思わずニコッとしたところで、フワーッ!!と華やかな香りが包み込んできました。皆さん、テークさんは時間差で2度通過します。どうかお気を確かに、倒れぬよう十分ご注意ください。
19:50
入場し早速バーカンに向かうと、Rさんがいます。あれ?物販にPEKOさんもいる。というか演者さん達がそこかしこにいて和やかにお話ししてる。あれ?ここは天国ですか?私もしかして召されてます?と、一瞬錯乱する程度には動揺しつつ酒を購入。しばしヒソヒソ…と様子見したのち数名でゾロゾロとフロアに移動しようやく乾杯。さぁ、夜を使い果たすまで今日は楽しみますよ。長い夜の始まりです。
ふと見れば年下のツレが「うわあ!!楽しみですね!楽しいですねーっ!!」とピョンピョン飛び跳ねていて、私はなんて幸せな空間で素敵な子と一緒にいるんだろうかと五臓六腑に幸せが沁み渡り、めずらしく菩薩のような心持ちでおりました。
ちなみにNOON行かれたことない方向けに書くと、NOONはライブフロアとcafeフロアがあり、その間にキッチンとバーカンがあります。クラブフロアは…そうだなぁ小学校の教室+α(除くステージ)くらいでしょうか。cafeはカラオケの団体向け部屋くらいの大きさがメインフロア。そんな空間に演者がそこかしこにいるこの状況、この上なく天国に近い現世と言っても過言ではないでしょう。
さてここからのLIVEに関しては、たくさんTwitterに動画が溢れているのでそちらをご覧頂いた方が絶対に良い。だから私はそれ以外で書き進めます。
入れ替わり立ち替わり
フロアの中でゆらゆらと音に揺られていると、当然UCほか演者の皆様が目の前や真後ろや横に現れます。普段正面から見上げているので、突然私と同じ次元に立たれるとちょっと不思議な感じがしますが、なんだろう?近くで見る方がより格好良く感じる気がします。普段見聞きしてるキャラクター性を元に観るのではなく、1人の男性実体として認識するからでしょうか。
ちなみに入れ替わり立ち替わり私の前に現れては消えていく様子は、あれを思い出しました。幼児教育のフラッシュカードってやつ。もしくは「ひるおび」でフリップを高速(ただし手動)でスライドするコーナーがあったと思うんですが、あれ。
でね。
多分これ私以外の人もそう思う気がするんですが、皆さん大体横に立っても想像してた通りの大きさなんですけど、例外はコーラさん!コーラさんだけ想像の1.3倍身長が高いんですよ。1.5まではいかない、ちょうど1.3倍です。
板から降りたUCメンバー
twitterでも書きましたが、私はご本人と直接話したい欲があまりなかったので、お酒を買うとき以外は大体フロアでふらふらゆらゆらとしておりました。
身長以外にも大体皆さんイメージ通りの方達ばかりですが、本当に皆さん気さく。そこかしこで楽しくお話ししたり写真撮ったり音に揺れたりお酒飲んだりしてて、あまり控え室にこもってる人はいなかったような気がします。
言える範囲だと…これは私がteppeiさん好きだからそう思うのかもしれないですが、素のteppeiさんて姿勢も良く堂々としてる上『幸』の気を纏ってるんでほんのり光ってます。笑 被験体TP-1のような稲妻じゃなくて蓄光。光の色は白。
KBDさんは話す相手の身長に合わせて少し屈んでくださるので、側から見ているとお相手の皆さんの見上げてる姿が特に可愛らしく見える!のでとても好きです。
kennyさんが結構夜も深くなってから、バーカン前でごった返す人だかりを見て「お✨ええなええなぁ!パーティやん!むっちゃパーティや!」とバイブス爆上がりされてました。かくいう私は最高に眠い時間帯で気分は地の底で立ち尽くしていた為、そのテンションを勝手にお裾分け頂き元気が出ました。ありがとう。
Rさん
えーと、目がキュルキュルしてます。笑
あとなんかねー、大きさが変わるんですよ。前とか横から見てると、お顔も小さいし姿勢も前屈みだから細くて小柄に見えるんですが、後ろから見ると背中がでっかくて想像の倍ゴツくておっきく見える。不思議な人です。皆さん意味わからんと思うんですが私にもさっぱりわかりません。彼と半径50cm以内の空間に何度かいたんですが、見る度に大きさが違くて正直混乱しました。笑
あと次に言うのが、私が話しかけなかったおそらく1番の原因なんですけど。
素のRさんってなんというか静謐な空気を身に纏っていて、透き通った溶けかけの氷みたいで見てて時折心許なくなるんですよ、こちらが。
だから、私の中でR-指定とうまくイコールにならないんだと思います。
研ぎ澄まされた色
さてここで話が逸れますが、私はフリーランスになる前、伝統的な製法を頑なに守る工房で藍染の職人をしていました。馴染みのない方にざっくりご説明すると、藍染めとは100%天然原料の染め液に布を浸し色素を付着させた後、酸化することで発色させる染め物です。染まり上がったら数日間、天日干しと洗いを繰り返し染料に含まれる余分な物を洗い流すことで、色味を冴えさせていきます。
その色はJapan Blueと称され今も世界中で愛されていますが、これは日本の風土と日本人の勤勉さ繊細さによるものであり、他では出せない唯一無二のものです。
また「青は藍より出でて藍より青し」という言葉がありますが、藍の液体って茶色くて濁った汚い色してるんですよね。だけどそこから布を取り出し水で洗うと嘘みたいに鮮やかな青が現れます。その様を由来とした言葉なんですが、それはちょっと感動的な光景で、何度見ても美しく飽きないものでした。また洗いを重ねていくと見えてくる、冴え渡った藍の色。これは本当に言葉では表せられません。
以上前置きが随分と長くなりましたが、Rさんはまるで藍染みたいな人だなぁと私は思ったんです。
たくさんのいろんなものが混ざった世界から自分の得意なことを1つだけ見つけて、その小さな才能のかけらを一生懸命ひたすらに磨きをかけ、揉まれ洗われ、毎日毎日毎日毎日飽くことなく手をかけ続けた結果、かけらは少しずつ大きな塊になり、さらにそこから余分で不純なものを削ぎ落とし続けた結果、唯一無二の、誰にも真似できないほどの美しい結晶になった というような彼への印象が、藍染のそれと重なりました。
美化しすぎ?ふふ。まぁいいのよファンなんてこんなもんです。
ちなみに完全に余談ですが、以前 Ye ことカニエ・ウェストが徳島の藍染工房に行ったというニュースを見た時は同業界の我々も流石にビビりました。笑
1:00 Freak's'
本当に事前学習をせずに参加してごめんなさいなんですが、とにかくなんで今まで聞いてこなかったんだろうかと思うくらいとってもとっても良かった!皆さん私なんかより詳しいと思うので恐縮ですが、リリックが少しファニーだったりするけどビートが渋くて、私としては特にJapidiotが好きな方にぜひお勧めしたい!
この最新EPはどれが1番なんて全く選べないくらい、粒ぞろいの曲達でした。必聴
なお物販でK’z one君にCD売ってもらったんですが、まるで太陽のような満面の笑みで(こういう息子がいたらな…)とほんのり思ったのは内緒。ふふ。
1:30 梅田サイファー
人でパンパン。文字通りのパンッパンでして「もっと詰めて〜入りきらないから」と言われたので皆で1歩ずつ奥に詰めたら、ミストサウナ状態。いわゆるコミケ雲ができてもおかしくなかったと思います。始まる前から息苦しいです。
私は東京の人間なので、なかなか大阪に行く事ができずNOONでのLiveも初めてです。今回ステージに立つ彼らのパフォーマンスを見ながら「あぁ。これがホーム、これがフッドってことなのか」と、突然に理解しました。レペゼンとかもあんまりピンときてない私にとっては結構な衝撃。
これだ!って言葉が見つからないけど、UCの皆さんが…なんか私が今まで見た事ない顔と雰囲気してたんですよね。なんだろう…強いて言えば、彼氏や夫が地元の友人に会った時に急に自分の知らない話で盛り上がったり、方言が出ちゃう感じに近いかな…?いつもとは違う私の知らない一面が出た時の、ほんのりとした違和感。
もちろんお邪魔してるのはこちらの方なので、この例えはちょっと違うんだけど。単純になるほどなぁと思ったのです。
Liveはとにかく最高の一言。
UCの皆さんも、汗だくで息苦しさで顔が真っ赤っか!全員でみちみちぎちーっとしてて、ホームだったこの場所も、今の彼らには小さすぎるんだなと思うとそれもエモい。そして、そんな過程をすぐ側で見せてもらえる事はなんて幸せなんだろうか、そう思っていました。
嫌なこと書きます ※読むのご注意・リプもご不要です..
わざわざ書かなくてもいいかと思いもしたんですが、吐き出させてください。
私の立ち位置はぼかしますが、Live中に携帯で動画を撮ってる方が少し前に何人かいらしたんですね。うち、お2人が手を目一杯伸ばしてる or 頭から15cmくらい上で構えた為、私はその方達の携帯画面越しにしかステージが見えなかったんです。それさえなければステージ上の大部分が見れる位置にいましたが、ちょうど演者の顔を中心に隠されてしまいました。
かつ、最初から最後まで全部撮っておられたので、たまに手がブレたり左右の手を変えたタイミングでしか彼らを見ることができず、結構本気で悲しかったです
私も動画を撮りますし、皆さんが上げてくださる動画が楽しみで楽しくて、泣く泣く行けなかったLiveも見れて本当に嬉しいから、撮ることにネガティブな感情は今でもマジで1ミリもないんですが、自分の頭+αくらいの高さまででどうにか工夫できないでしょうか…。前の人の頭や手が邪魔なのはわかりますが、頭や手が映らない上の方の位置で撮るということは、後ろで見てる人からすれば挙げた手のひらと同じくらいの位置にあなたの携帯が常にあるってことなんですよ。
例えば1-2曲とかだったら個人的には全然良いと思ってます。大好きな曲ありますもんね!無茶苦茶わかります!!でも、私もせっかく参加できた場所で彼らを見るのを楽しみにしてたんです。みんなで楽しもうよ!
ただ。
そんな落ち気味の私のテンションを救ってくださった方がいます。私のちょうど斜め前にいらしたお2人なんですが、むっちゃくちゃ全身でノリノリで声出して歌って踊ってらして、それがあんまりにも楽しそうで、途中から勝手にご一緒してる気分で楽しみまくりました!どなたか存じ上げませんが、その節は本当にありがとうございました!おかげで楽しい思い出のまま帰ってこられました。
2:20以降
DJタイムはずーっと揺られててとにかく心地よかったです。UCメンバーのソロや客演などが流れたり、テークさんがステージに上がったりと、最後まで尻すぼみ?何それ美味しいの?ってな感じで朝までずっと楽しかったです。
後ろの方にいたら、前にいるボブヘアの方が2リットルのペットボトルで水をゴクゴク飲んでらして、随分と大胆な持ち込みをする方もいるもんだ。。。と思ってぼんやり眺めてたんですが、しばらくするとその方がうなじをタオルでゴシゴシゴシゴシと擦り始めました。しばらくその動作を眺めていて、ハッッッッッッッッッ!!!!っとしました。そう。皆様お気づきの通り、それはRさんでございました。笑
いつものその動きするまで微塵も気が付かなかったよ!何だよ!よく見たら隣はテークさんとKay-on君じゃないですか!わっはっは。なんで気がつかないかね、私。
我ながら面白かったので隣にいるツレに「全然気がつかなかった〜!あはは」と報告すると「なんでふぉのんさん、あんなにRさん好きなのに無反応なんだろうと思って見てました…」と、軽く引かれていました。笑
ふふ。私、なんならボブヘアの女性だと思い込んで眺めてましたからね。節穴なんでございますよ、ほんと。
5:00
楽しかったPartyもおしまいです。最後は1本締めをします。
私は大阪の方が主催の展示会に年2回仕事で参加してるんですが、その方に「大阪は ”大阪締め“だから必ず覚えるように」と言われてきたので、一本で良いの!?と動揺してる間にお開きとなりました。笑 あー楽しかった!足が痛いから秒で帰る!!
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