勇気を出して、初めてフリー雀荘に行ってみた
勇気を出しました、麻雀大好きフォンドです。
今回は先日行ってきた雀荘のお話。いつものようにまとまりがないですが、ゆっくり読んでいってね!!
ぼくと麻雀の出会い
5歳ぐらいのころに麻雀という存在を知って、7歳か8歳のころにパパに教わった記憶があります。黄色いマット(毛布)を敷き、2人で麻雀牌を積み上げて、親(本物)の第一打で「ローンッ!!!!!」と声高にバラバラの手を倒した記憶があります。パパが持っていた「ニャロメのおもしろ麻雀入門」を愛読してこのゲームを学び、齢10歳にして雀龍門3ユーザーになりました。
ぼくがYouTubeに投稿している実況動画のエンディング曲は、雀龍門3の南3局に流れるBGMなんです。NCSOFTさんに許可を頂き、使用しています。
m(_ _)m
動画を初めて投稿したのが14歳のころ。最初の動画から使用しています。当時のぼくは真・雀龍門となり消え去ってしまったBGMの良さを覚えていたんですね。
名局…いや名曲。他にも東3局と東4局のBGMが好きです。真だと南1局。月額300~500円+キャラ・スキン課金とかにして牌操作をしていないことを証明したらまたユーザーが戻ってくると思う。マジで。
勇気を出すまで
初っ端脱線しました。雀荘に行ってみたい!と思った経緯。
ギャンブルがしたいというより、「赤の他人とリアルな麻雀をするってどんな感じなんだろう」という気持ちが強かったです。賭けてないですけど。
家族と手積み麻雀しかしたことがなかったので、「全自動麻雀卓を生で見てみたい、触ってみたい!」という気持ちもありました。これが一番かな。
じゃあ健康麻雀でも…とも思ったけど、健康麻雀の料金って意外と高いんですよね。1日打ちっぱなしで2000~3000円とか。そんなに打ち続ける気力があるかどうか分からないし、半日はそれよりもっと割高。「ワンチャンフリー雀荘の方が安上がりになんじゃね?勝ったらプラスだし。」という気持ちでした。結局行ったのは健康麻雀でしたけど。
勇気を出した
YouTube他ネットで行きやすそうなお店を探して、いざGO!!
家から雀荘まで20分ぐらい、いつもより足取りが重かった。通勤か?
そのお店のルールをネットで調べてバッチリ把握。説明されても半分聞き流して心の準備を整える余裕を作るぐらいには覚えて、道中頭の中でルールを反すう。アリアリ、トリプルロンなし。祝儀100円ね。え、祝儀って何?
あがったときに一発赤裏他がつくと、その数×100円がもらえるみたい。しかもツモったら3人から同額がもらえるんだって!お金はもらえなかったし渡さなかったけど。オバカミーコとかツモクラテスとかで「ロン!16000の2枚!」とかって言ってたのってこういうことだったのか。片山先生ありがとう。
「歓迎」というステッカーが貼られた全然歓迎していない扉を開けていざ参る!!!!!!!!!!!!!!!!!!
デカビタって何?
入ってすぐお店の方に雀荘自体初めてだということを伝え、ルールを説明していただきましたがぼくは余裕顔。Mリーグ観てるもん。でもすぐ近くの卓でおじさんたちが鋭い目つきで打ってる。同年代らしき方が違うところにふたりいて、ちょっと安心。大学生らしき4人組のセットも途中から入りました。
ドリンク?お茶で。
すぐ近くの卓で半荘が終わり、自分が呼ばれました。あまりにも唐突なはじまり。「よろしくお願いします!!」と元気に始めました。
すると、いきなりおっちゃんが「デカビタ、アイスアリアリちょうだい」と店員さんに告げていました。なんですかそれはと聞けるはずもなく。ツモのとき露骨に手が震えてるんだもん。目の前の麻雀に精いっぱいだよ。
しかしアイスコーヒーが真っ先に出てきて、ぼくは確信しました。なるほどこれは雀荘用語だ。
名探偵フォンドはいつのまにか脳のリソースを麻雀ではなく用語推察に充てていました。
それと、あとで調べましたがデカビタはふつうに炭酸飲料の名前でした。炭酸飲めないから知らなかったよ、そんなの!!
肝心の麻雀要素
「リーチ!」(色っぽい声が全自動麻雀卓から発せられる)
ゲームの外の失敗談
まずは麻雀を打っていて起こった、ゲームの外側の部分での失敗談。
誤ツモはしませんでしたが誤ったところをツモりました。咄嗟に声をかけてもらい大目に見てもらえましたがとんでもないことです。ボーっと打ってたわけですから…。しかもそれ赤5sだった気がする。
他にも、山からツモりやすくするために壁牌を前に押し出すことを3回忘れたり、嶺上牌を3列で区切っちゃったり、牌山を2回こぼしたり。よくアガリ放棄やチョンボにならなかったなと思いました。だいぶ見逃していただいたのもありますが。
先制リーチ相手にまわして七対子のダマテンをとったとき、自分の河に待ち牌が並んでいたときは血の気が引きました。ただのフリテン待ちなんですけどね。
ゲームだと「これ、フリテンだよ!」と教えてくれるんですけど、つい。リアル麻雀を打ったこと無いわけじゃないのにな~、緊張でしょうね。
ゲームの中の失敗談
ここからはゲームの中の反省。
押し引き関係無しに、すぐ後悔した一打が少なくとも5回ありました。だから1回戦の2着はほんとうに奇跡でした。よく手が入っていたというのもあります。
しかしこれが自分のフォルムを揺るがせてしまったと思います。2回戦3回戦は先制リーチが入ったら3巡ほどですぐベタオリしてしまうようになりました。
全く手が入っていないわけではなく、よく入る→たまに入るになっただけなのですが、あまりにも早く怯えて手を崩してしまったような気がします。後から考えて、崩してもいいなと思ったケースは半分ぐらい。
2回戦の南場ぐらいまで全自動麻雀卓に表示されている点棒状況をほぼ全く見ていなかったのもあるな。今振り返ったらすげーな。
トップ目の親番だったら多少…とか、自分の手がどうので筋が18分のいくつ通っていないから…とか、そういったことが全て頭から抜け落ちていました。その代わり、ふだんネット麻雀でもなかなか上がっていない七対子を目指すことが増え、2回あがりました。自分のスタイルが崩れた結果こういうことになったのかしらw
あと、いつもの自分なら確実に鳴く牌を見逃してしまいました。これはもうショックすぎてあんまり覚えてません。他の人を巻き込む失態は覚えてるんだけどな。3回戦で全然鳴かなかったような気がする。
実際放銃は3回戦で2回(ダマ満貫、リーチ合戦の末2900)しかしなかったのですが、中盤に攻め返す気力を失っていたので順位がついてきませんでした。結構流局したのにテンパイが1回だけだったのがそれを物語っています。
でもどれもこれも全部緊張でまとめられるくらい、普段の自分とは違う自分がそこにはいました!これぞ初フリー!!!俺は本気を出したら違うんだぞ!!!!(ノーテン)
ゲームの結果
2着(32000ぐらい)
4着(10000ぐらい)
3着(21000ぐらい)
場代込みで1500円の負け。ビビって2万持っていったぼく、授業料にしてはとても安く感じました。あがりのほとんどに祝儀を絡めることができたので、チップを回収していたのが傷口が広がらなかった原因かな。もし賭けていたのならね。
まさかチップが現金で、ふつうに卓上でやり取りしているとは思いませんでした。最初これを知らなかったので、あがったときに目の前に100円玉が出てきてビビりました。「チップってどこにあるんだろう?」と思っていたので、チップを取られる前にもらえてよかったかも。これぼくの妄想ね。
感謝の退店
ほんとうはもっと打ちたかったのですが、予定より早めに切り上げました。正直3回戦の南場から、あまり手が入りませんでしたがほとんどいつもの自分になっていたと思います。しかし退店しました。
その理由はですね、同卓したメンバーの方がパコパコプカプカ吸ってて。地獄の受動喫煙タイムだったからです。入店した瞬間から壁のニオイがくっせえなとは思っていましたが。そういえばそういうところだった。条例クソ食らえプレースだった。もちろん健康麻雀なので、受動喫煙のくだりは冗談ですけど。ぼくが吸っていたのは霞だったみたいです。仙人かな?
実際打った翌日まで頭痛とタンと喉のイガイガが止まらなかったです。これが一番苦痛だった。まずい霞じゃった。
禁煙にはせずとも、分煙にして営業してもらえたら年6ぐらいのペースで行くのにな~。麻雀にタバコはつきものなんでしょうか。タバコやタバコを吸う方を批判するつもりは全くないですが、麻雀はギャンブル要素よりタバコとお酒要素を切り離すべきだと思います。ギャンブルはダメですけど。
(そりゃそうだと思いますが)人間的に問題のある人はひとりもいませんでした。それが一番嬉しく、ありがたかったです。とっっっても親切で、笑顔がステキな方ばかりでした。…扉の向こうで洗脳されてないからね。
成功談
失敗談とか反省点とかしか書いてないので成功談(?)をしよう。
1.勇気を出して入店できたこと。
2.最後のオーラスに七対子で12000+3枚を上がれたこと。着順は上がらなかったけど、これでだいぶマイナスが減った。
3.225m3446677p447s西から唯一生牌だった3pを切れたこと。詳しくは土田プロまで。
4.全自動麻雀卓すげー!!たのしー!!(一番はこれ)
ここまでの文章は90%フィクションです。賭け麻雀は違法ですヨ!
アハ!エヘ!
まとめ
ほんとうに楽しかった。ただほんとに霞だけ…!!
いま、フリーの雀荘に通い詰める常連さんに伝えたい。たまにいるフリーデビュー、雀荘デビューの人は、冷静に見えても、思っているよりものすんごく緊張しています。あたたかい目で見てあげてください。
そして、フリーデビューをしようと思っているそこのキミ。いってみなさい。意外と優しいとは聞いていたがほんとうに意外と優しかったぞ。
数少ない禁煙の健康麻雀のお店でトップ取りにいきたいフォンドでした。またね!
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