12.外 Outside (Soto)/長谷川白紙

みたよ、みたよ、みたよ。
しかもこの「This Is Me」何回もみた。キアラさんが、はじめこの曲を堂々と歌うことが難しかったその「怖さ」。「これが私」と言い切って、全世界の人を力づけることができる「曲」が持っているパワーと、音楽家として、それを伝えるだけのパワーが同時にないと、表に出ていけない。
楽譜を音として声にするのは、彼女たちは圧倒的なプロだと思うから、そんなに難しくないんだと思う。楽譜に沈んでいる魂みたいなものを引き上げて、外に出す瞬間に、圧倒的に\音楽/って思う。
出ちゃったら、周りも\音楽/ってなっていく瞬間があるのよね〜。
ああ、\音楽/じゃん!今、ってのはステージの中の人だけじゃなくて、なんかお客様にも届いているんじゃ?って思う。

外がだいすきだから外に出たいのだ
外はとても広くてだいすきだ
外がだいすきだから外に出たいのだ
外は色が変わってだいすきだ

長谷川白紙「外」

自分の外に、おうちの外に、押し込められた自分の外に、出ていくのって本当に難しいよね。
外が大好きなんだけど、外に出られないのよね。外が怖いのよ。
休みの日、あんまりお金かかんないし、思わずTikTokとYoutubeSHORT見てゴロゴロしてたら時間は過ぎてくれるけど、外には出てないんだよね。
物理的に体を動かして外に出る、おうちにいながら映画を見てその世界観の中に行ってみる。細切れにされた広告ばっかり見てたら、言いたいことも亡くなっちゃいそうだよね。って思いながら、ゴロゴロしてる。

BIG LOVE人間っていると思って、大おせっかいで、「あの人元気かな」とか急に思い出したり、嬉しくなると思わずハグしたり、人の成長を勝手に心配したり、自分もお金ないのに贈り物買っちゃったり。いつも誰かにあげる用の小さいプレゼントをストックしていたり。
ある人から見れば偽善的で、ある人から見れば恩人?みたいな。
私もそういう傾向が少しあるんだけど、T氏もそうでは?と思っていて。BIG LOVE人間は業が深い。
BIG LOVE人間はね、BIG LOVEしたほうがいいと思うよ。ただBIG LOVEは心身ともに疲れちゃうってこともあるからね。そういう外に出る感覚。
BIG LOVEは、今の世からするとちょっと批判の対象なの。根拠なく、余計なお世話だし、必要十分以上で、too muchだから。ちょっとウザいとも思う。だからみんな、小出しにしたり、お金や時間のパフォーマンスと引き換えられるSmall Loveを選ぶんだと思う。介入されない自分テリトリーで楽しめることをね。
自分の機嫌を自分でとれる人間だけじゃないから、たまにはBIG LOVE人間が必要なんだと思ってる。
なんつってな。

忘年会、何食べようね!ケンタッキーとおでんと…。あと、ポテト。


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