28.光のあと/Bialystocks

占い師、本当に胡散臭かったよね。1回占ってもらったことあるんだけど、まじで、今のところ何も当たってないよ!
こないだ、駅前でラーメンをすすっていたら、同業のお友達に会って「ゆず行ってきたんすよ、今からゆずしばりカラオケ行きますけど、Jさんも来ますよね」って言われて。ここにもいた、ゆず。ってなったよ。
かくいう私も、岡村中学校のジャージを着て、ライブに参戦していた、ゆずっ子時代があったことを報告しておきます笑。「岡村ムラムラブギウギ」です。ゆずを受けて、ゆずを返そうか悩みましたが、名曲が多すぎるね。
私のベストゆずは多分「なにもない」だと思う。

Bialystocksの何が好きだろうかね、って思うけど、多分「声」だな。
そしてこのMVを見ると、二度と戻らない日々を感じることができる。ってことに今気づきました。びっくりした。大好きな景色が映っていた。

遠かった 明日はもう見えぬほどに
旅は続いてく もう二度と戻らない日々よ

Bialystocks - 光のあと

別れた過去が、なんの因果か、眼の前に戻って来ることがある。
いや、これは相当あやしい。自分から見に行こうとしているのではないかとも思う。占い師って何を見ているんだろうね?
星の巡りの中での私がもっている位置?
名前に込められた道のり?手に刻まれた出会いと別れ。
生きて刻まれた痕跡。その人の過去の森からにじみ出る本質?

わたしはどれくらい光ってきただろう?太陽に照らされて、夜のネオンに照らされて、真夜中の作業灯に照らされて、どんな光の思い出を身体にしまっているんだろうか。
人の頭の中にいる私を消したいと思っていた時期がある。あまりに、自分の表現したい自分と、人の頭の中で再生されている自分が遠く、うまく焦点を結んでいないように思っていたから。コントロールなんてできないのに、なんという自意識過剰…。って今なら思う。自分以外は、未開の地だと思う。コントロールできるなんて、おこがましい。
それでも今、長い付き合いの友人たちと答え合わせをすると、良くも悪くもそんなにズレていなかったりもし。それ以上に、自分の中で溢れそうになっていた思いがたくさんたくさんあったんだろうなって思う。それを言えなかったんだな。伝えるすべがあればよかったのか?という意味で私のそばに言葉以外の表現があることが大切人生。
もし、私が光っていた時間を、まだ持っていてくれたら、私が翳っているときには、教えてくれたら助かる。



いいなと思ったら応援しよう!