~「挑戦」マラソン40km地点~

今年2月から始まったpoolo7期もあと数日で卒業。振り返るとアッという間の8か月だった。そして、こんなに密度の濃い8か月を過ごせるとも思っていなかった。



Pooloに入るきっかけ

Pooloに入った理由が2つある。
元々旅行が好きで、全国各地に仕事に行っていたときは休日に一人で色々な場所に出かけていた。一人で旅行に行くのもいいけど、仲間と一緒に色んな場所に行きたい思いが心の中であった。
また、社会人になって5年が過ぎる中で、新たな挑戦をしたい、と考えていた。しかし、本気でやりたいことがなかったため、あと一歩踏み出すことができなかった。自分は何がしたいのか、そして今後どのようにして歩んでいけばいいのか、色んな意見を聞いてみたいと思った。
その2点からPooloに入ることを決めた。

Pooloで学んだこと

~旅行~

私が初めてpooloで遠出したのは5月に行った高知旅だった。個人的に反省の多い旅となった。
初めましての人が多いのに、名前を覚えていなかったから、誰かわからなかった。人見知りもあって、初めての人にうまく話すことができなかった。
また、ドライバーなのに行く場所を把握していなかった。そのため、カーナビで仁淀川のSUP場の到着時間がSUP開始時間の30分後と表示されたときはとても焦った。結局11分遅れで到着し、私の車の人も参加できたが、一つ間違えると大きな失態になっていた。
この旅で事前準備の大切さを改めて学んだ。誰かに頼りきりにするのではなく、私もある程度の予習が必要であることを再認識した。


仁淀川SUP



pooloメンバーで初めて海外に行ったのが、カンボジア・タイ旅だった。一人か仕事で海外に行くことはあったが、仲間で海外に行くことは初めてで、基本的に一人で観光スポットを周って満喫するタイプだった。両方の旅も現地の人と交流をする場面があり、海外旅行で外国人と話すことの少ない私にとっていい経験になった。人と話すことの面白さを体感できた旅となった。


お菓子購入中(トンレ・サップ湖)

富士山に登ったこともいい思い出になった。1泊2日で登山したことがなかったため、大きな挑戦だった。約3000m地点で頭に違和感を感じた。天候も基本的に雨で、7合目の山小屋で震えながら避難した。一日目は目的地である8合目の山小屋まで行けたが、山頂チャレンジができなったのは残念だった。しかし、8合目から見たご来光は今まで見た朝日の中で最も美しかった。疲れはあったが、もう一回山頂を目指したい。


富士山から見た朝日

他にも色々な旅企画に参加した。今まで出張先での一人旅が多かったので、何か観ても共感してくれる人がいなかった。しかし、同じものを観たり食べたりして、面白さや楽しさを共感してくれる仲間がいることの楽しさを学んだ。また、「旅好き」という共通点だけで集まった仲間と、こんなにも楽しい時間を過ごせることを再認識した。


〜グループワーク〜

第一ターム
Pooloみたいな団体に入るのが初めてだったため、とても緊張した。メンバーにも恵まれ、話やすいチームだった。大体私が最初に話していたが、考えをまとめずに話していた。そのため、自分が何を言ったか覚えていないことが多かった。話し合いがあったときに最初に話すことがなかったので、最初に話す難しさを実感した。その中でも、グループ内で助け合って自己分析ができたことは良かった。私が気がついていない新たな一面を知ることもでき、私の中の価値観の幅が広がった。

第二ターム
どちらかというと全員人見知りな感じがあったため、打ち解けるまで少しかかった。全員東京に集まることができたため、基本的に渋谷や品川で集まってグループ活動を行った。対面のグループワークを増やしたことで、意見を話やすい環境をつくれた気がした。このグループワークで私は少し強引に話を持っていった場面が多かった。私のやり方が正解だったか、メンバーの意見を消していないか…。Poolo活動の中で一番考えたし、今でも私のやり方が合っていたか、分からない。他人の意見を聞く難しさと、話の方向を進める難しさを学んだ。

第三ターム
初回のミーティングからそれぞれの深堀りがうまくできて、アクションについても色々な意見が飛び交った。私も積極的に色々なことを意見できた。色々話し合って実行したアクションは、今までの旅よりも達成感と楽しさがあった。公園で思いっきり遊んだり、非常に落ち着いた雰囲気の旅館でまったりしたり…。いつもの旅と違うことをしたことで、普段の疲れを忘れて「一瞬」を大切にできた。参加者から「参加してよかった」という声も多く、やってよかったという達成感と充実感を感じることができた。

第四ターム
グループメンバーと「自分」を深めることがメインだった。質問への回答が第一タームのときより具体性をもって答えられたような気がした。しっかり自分と向き合い続けたことで、やりたいことや自己ビジョンが明確になり、グループメンバーに具体性をもって説明できたのだと感じた。

Poolo活動のゴールと今後について

私の中ではpoolo活動の集大成はあと数日に迫った横浜マラソンだと感じている。4月に上司から誘われて申し込んだマラソンだが、多分Pooloに入っていなかったら参加しなかったと思う。走ることが嫌いで、最初は5kmも走れなかったからだ。しかし、Pooloの人たちが色々なことに挑戦していく姿勢に感化されて走り始めた。
6月くらいまで走っていても面白さは感じなかった。しかし、前半頑張らずにゆったり入ることが大事だと分かると、タイムがみるみる縮んでいった。10kmに1時間13分かかっていたのが、今では1時間5分で息も上がらずに走れるようになった。タイムが走るごとに縮んでいくと、ランニングが楽しくなっていた。挑戦することでまだ知らない自分の一面を知れた。横浜マラソンはどんな結果になるか分からないが、「挑戦」することに意味があったような気がする。

今後も色んなことに挑戦していきたい。今一番したい挑戦は「転職」だ。自分と向き合う時間が増えた中で、私が本当にやりたいことに挑みたい気持ちが芽生えた。今の仕事と全く違うことをしたいと思っているため、うまくいくか分からない。しかし、Pooloで育んだ「挑戦」する気持ちを忘れず、自分が納得する道を進んでいきたい。


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