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ディズニーキャストになりたかった

かつて私はディズニーリゾートが大好きだった。

当時やっていた仕事の夜勤後にそのままインパしたり、フリーター時代にはほぼ毎週通ったりしていた。

特にシーが好きで、アトラクションに乗らずとも景色を楽しみながらのんびり散策したり、遭遇したフリグリのキャラの写真を撮ったり。

いつしかディズニーで働きたい!と思い始めた。

ディズニーリゾートはよく求人が出ていて、また離職率も高いという噂も聞いていた。
接客業の経験もあり、愛想もよい私なら受かるのではないか?と期待しながら面接へ向かった。


何年も前なので面接では何を聞かれたかもう覚えていない。

気をつけていたのは、ただディズニーやパークが好きというだけでなく、

「なぜキャストを希望するのか」
「自分の長所、短所は何か」
「どのようにパークに貢献できるか」

等々、氷河期の就活で培った面接技術(?)で語った。


結果。

不合格…!ちーん。

恐らくの理由として、家からパークまでの通勤時間が長いのでオープン・ラストが厳しいということ、そしてキャストに必要だと私が勝手に考える「溢れ出る陽キャ感」がなかったせいなのでは…と思っている。


その後、サンリオピューロランドの求人も出ていたため面接に行ったが、やはり不合格。

私はテーマパークには向いてないのだろうな、と思っている。

USJのクルーもよく求人が出ているけど、ディズニー以上に陽キャじゃないと厳しそうなので、やはり私は受からないだろうな。


でもいつかやってみたい、ディズニーキャスト…!


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