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遊戯王のデッキ構築はなぜ窮屈なのか~後攻を想定した場合の圧迫感

本日も遊戯王について。デュエリストの皆さんはデッキ構築に日々頭を悩ませていると思いますが、構築の仕方には3つのパターンがあると思います。

1⃣先攻も後攻も想定した40枚デッキ
2⃣先攻のみを想定した40枚デッキ
3⃣60枚デッキ(おそらく先攻を想定)

この内、2⃣と3⃣はあまり悩まなくてすむのですが1⃣のどんな状況にも
対応できるような構築の場合は非常に制約が強いデッキ構築を強いられる事になります(プレイする環境にもよりますがマスターデュエルを想定)


万能のデッキ構築とはすなわちキュークツ

テーマ外で必要なカードが多すぎる

マスターデュエルで汎用的なデッキを構築しようと思った場合
どのようなカードが必要になるのか?

  1. 後攻になった場合、先攻制圧を妨害する為の手札誘発

  2. 伏せカード(だいたい罠)を除去するための魔法カード

  3. 先攻で展開した際の誘発を貫通する為のカード

  4. 展開が通った場合に制圧盤面を形成するための初動カード

が基本的に必要になってきます。
問題なのはこれらのカードを初手に引き込む必要があるという事です。
そしてそれが可能なデッキは限られています。

一つ一つ検証してゆきます。
まずマスターデュエルではシングル戦オンリーなのでサイドデッキを
活用する事ができません。
必然的に40枚デッキであらゆる状況に対応できるように構築する事になります。

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