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③エリオット波動

ダウ理論の 法則3:トレンドは3段階ある
と同じ考えです。
ダウ理論→エリオット波動
先行期→1波
追随期→3波
利食い期→5波

波形カウント×典型的な相場心理

1波:「始まりの波」:実はトレンド転換をしている波
2波:「価格修正の波」:1波に対して大きな価格的修正を伴う波
3波:「強力な推進波」:トレンド方向への値動きが最も大きい波
4波:「時間修正の波」:横ばいのレンジとなりやすい波
5波:「終わりの波」:1波から続いたトレンド最後の波
A波:「トレンド転換の波」:1~5波に対する大きな価格修正が始まる波
B波:「ダマシの波」:1~5波のトレンド継続のように誤解しやすい波
C波:「前トレンドを破壊する波」:前トレンドやB波の値動きを否定する波

エリオット波動に基づく市場参加者の感情や心理をまとめてみました

【推進波(上昇波):計5波】

1波: 楽観的な期待が芽生え始める(先行期)
資金力の大口トレーダーが将来的な価格上昇を期待し、買い注文を出すことで価格が上昇するし、新たなトレンドの出発点としての役割を果たします。
表面上はまだ下降トレンドが続いているように見えるが、実際には市場が新たな上昇トレンドへと転換している状況です。


2波:価格調整をする波
エリオット波動理論における2波は「大幅な価格修正」が生じる可能性が高い波です。
1波で上昇した価格が、下落トレンドを予想している参加者の「戻り売り」により、大きく修正されるのが典型的な動きとされています。


3波: 市場参加者の楽観感がピークに達し、価格が急上昇(追随期)
市場参加者にとってポジティブなニュースやイベントが起こり、市場が上昇する。
価格が上昇する例では、新たな取引が多く発生して買い注文側に偏るとともに、売り側の損切りが起こり、結果として価格が大きく押し上げられます。
エリオット波動理論の中で「最大の価格上昇」を引き起こす可能性が高いのが3波です。


4波: 一時的な冷静さを取り戻し、利益確定の売り注文が出る
大口の投資家や機関投資家が市場に参入し、価格が上昇する。
3波の動きが一時的に停滞し、利益確定の売りと新たな買いが相対立する結果として、価格が横ばいになりやすいです。いわゆるレンジ相場を形成します。
エリオット波動理論の中で「時間的な修正波(価格が横ばい)」として現れる可能性が最も高いのが4波です。


5波: 再び楽観感が高まり、価格が上昇
(利確期)

市場参加者が買い上げを増やし、価格が上昇する。
強い上昇をするか、弱い上昇をするかは、その時点でのファンダメンタル分析やポジション(ストップロス)の状況によって変わります。
5波はトレンド最後の波で、強力な上昇になることもあれば、弱い上昇を示すこともあります。



【修正波(下降波):計3波】
a波: 上昇に対する不安から、売り注文が増加
市場参加者の不確実性が高まり、売り注文が増えて価格が下落する。
エリオット波動理論の中で、3波動修正の最初の波をA波と呼びます。
この波は「トレンド転換の波」とも言われ、前の1~5波で形成されたトレンドとは逆方向に大きく値動きします。


b波: 一時的な反発
市場参加者が空売りを増やし、価格が下落する。
エリオット波動理論におけるB波は「前のトレンド方向に進むダマシの波」とも言われます。
B波は1~5波で形成された上昇トレンドと同じ方向に進みますが、これはA波(下落)に対する修正(上昇)であり、多くの相場参加者に誤解を与える波です。



c波: 下落に対する不安がピークに達し、価格が急落
市場参加者にとって悪いニュースやイベントが起こり、市場が下落する
エリオット波動理論におけるC波は「前のトレンドを破壊する波」と呼ばれ、1〜5波で形成したトレンドと逆方向に大きく値動きする特徴があります。
B波が5波(最高値)を更新できない場合や、上昇が弱かった場合、相場参加者の間で利益を確定するための売りが増え、新たな売りが生じてC波の下落が始まります。
市場参加者の心理としては、トレンドの終わりを確信する人・損切りをせざるを得ない人に二分化されます。




ダウ理論→エリオット波動
先行期→1波  反転、転換期
追随期→3波  1番伸びやすい波
利食い期→5波 利確が入りやすい

【F Xの勝ち方】
結論   追随期 3波を取り切る
3波を取り切るには1波を見つける
🔍こと




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