Madrid Zouk Bachata Congressレポ
Hola! 今年はダンスに全部振り切ると決めたので、初めて海外ダンスフェスを体験しにマドリードへ行ってみた。今回はそのレポ。
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ダンスのフェスって何?!
比較的大規模なBachataやZoukのフェスは週末にかけて3~4日間行われることが多い。基本的には午後くらいから色々なアーティストによるレッスンが行われて、夜はソーシャルパーティーといっていろんな人と踊る。
今回のMadrid Zouk Bachata Congressでは、レッスンは一番多い日には11:00-20:00、その後パーティーは23:00くらいから翌朝5:00くらいまでやっている。
アドレナリンが出過ぎて、私も朝5時過ぎまで踊り、 3時間睡眠で翌日全レッスンに出席w 普段睡眠時間7~8hの私にとってこのスケジュールは超過酷なはずだったが、意外とサバイブ。人って大好きなことになると疲れのことも忘れて没頭してしまうんだなぁと身をもって実感。
ちなみに以下スケジュール見てわかる通り、ほぼZouk。Bachataをメインで楽しみたい人にはこのイベントはお勧めしない。
印象に残ったアーティストやレッスン
豪華すぎるアーティスト勢揃いだったが、その中でも最も印象に残ったアーティストをピックアップ。私のZouk歴が浅すぎて技の名前がわからないため、レッスン詳細は割愛。超初心者目線でのコメントをお許しください♡
◾️Bruno & Raiza
教え方がとにかく上手!今回のレッスンの中でもピカイチだったかも。大好きなMarck Melyssa の教え方と似てて、まずはステップを徹底的に丁寧に説明したうえで全体の技に伝えていくスタイルが良かった。
◾️Alex de Carvalho
言わずもがなZouk界の超大御所。安定感がはんぱなくて、わかりやすい。今回は踊れなかったけど次回お目にかかる機会あったら絶対プライベート取りたいイケおじ。
◾️Rau & Isa
私がZoukレッスンとしてほぼ初めて受けたのが日本に来てくれた彼らのレッスン。スピンが得意技。彼らもとても丁寧に説明してくれる。何よりRauとIsaの癒し過ぎるやりとりがツボ。毎回くすっと微笑んでしまう。
◾️Xandy Liberato
昔?大活躍していた方で今ももちろん活躍されているんだけど、仙人の境地に達したのかスピリチュアルな雰囲気。ヨガの先生的な。レッスンもZoukというよりひたすら感じて呼吸してコネクトしまくるヨガみたいな感じだった。ある程度技とかも習得して次のレベルに行きたい!という方に良さそう。フローがすごくてソーシャルでも気づいたら二人で踊ってる人のところにすうーっと入っていって気づいたらいなくなってるみたいな。
◾️William and Irene
今回のフェスの主催者。美男美女で二児の親。今回ホテル貸切なのに朝ごはんに小さい子を連れたおばあちゃんみたいな人がいたから、こんな音楽ガンガンかかってるのに泊まりにきてる?!と思ってたら、どうやら彼らの子供とおばあちゃんだった様子w ダンスがとにかくドラマチックでかっこいい!映画のワンシーンを見ているような感じ。
◾️Mikael Bozon
パリ在住ののっぽなイケメンアーティスト。スタイリングが超かっこいい。教え方もかなりお上手で今回はJack and Jillのトレーニングを担当してた。パリに住んでいたらレッスン通いたい(遠いはかない夢w)
◾️Julia Kristin Johann
私が最もインスパイアされたアーティスト。失礼なことに全然知らず、1日目のパーティーでリードしてくれてうまいなぁと思ってたら、J&J Advancedで優勝するレベルのすごい方。かなり小柄なのに、発するエネルギーがものすごい。個人的にダンサーとして小さいことが若干自分のコンプレックス+ダイナミックに見えないことへの言い訳になってたけど、そんなこと言ってる場合じゃねぇ!私はJuliaになる!と心に勝手に決めたw
その他にもすごいアーティストいっぱいいるので、気になる方はCongressのインスタ見てみてね〜
超システマチックなJack & Jill
Jack & Jill(通称J&J)とは点数を競い合う即興コンペのようなもの。Brazilian ZoukのJ&Jはワールドワイドでルール(16pgのルールブック!気になる人は読んでみて)がしっかり決まっていて、結果もウェブサイトで全部見れるようになってる。
まずは、Division分け。一番低いエントリーdivisionから、Novice→Intermediate→Advanced→All Starという順番。どれだけすごい人でも基本的にはNoviceレベルから始める必要がある。Noviceの前はNewcomerという括りで、今回私は一回戦敗退だったのでNoviceのレベルにはいなくてNewcomerのレベルに位置する。ちなみに全然ダメダメな私でもウェブサイトを見ると0点だけどきちんと名前は載っているw
下の図でわかるように出場して各レベルで勝ち進んでいくとポイントが付与される。一定のポイントに到達すると次のレベルに進めるシステムだ。
付与されるポイントはその時の出場人数によって変わってくる様子。例えば下の表でいうと出場者が40人以上の場合には、1位には15pt、2位12pt、3位10pt、4位8pt、5位6pt、ファイナリスト全員に1ptといった具合。
こうやって調べてみるとNoviceからIntermediateに行くのに20pt必要で、Finalに入るのも結構大変だから、40人以上出場者がいる規模のJ&Jに20回も出ないといけない・・気が遠くなる。。w
とりあえずポイントのこと考えると気が滅入るので、まずはFinalに残れるように頑張りたい。
今度フェスに行くとしたら絶対やりたいこと
アーティストは基本的にフェス中に受け持つクラスが1~2コマ程度。つまりそれ以外空いてる時間彼らは暇(ではないかもしれないけどw)。ということは、、プライベートレッスンを受けようと思えば受けれるチャンスがある!
自分の大好きなアーティストが来ているフェスに行く機会があったら、次は絶対にプライベート取りたい〜!プライベートの取り方は基本的にはアーティストに直接インスタだったりで連絡。
Zoukのフェスに行く上での心持ち
今回フォロワーの人数がリーダーに比べて圧倒的に少なく、会場内にはリーダー待ちしているフォロワーが大量に溢れかえっていた。このリーダー不足現象は多分どの国に行っても同じような感じなので、フォロワーはリーダーに誘われるのを待ってるだけでなく、ガンガン自分から声をかけていくのがベター。ただし、リーダー不足=リーダーは踊り続けないといけない状況なので疲弊していて断られることも多い。断られてもめげない図太いメンタルが重要だ。
最後に
書きたいことがありすぎてだいぶ長編になってしまったが、最後に伝えたいことは、やはりダンスに限らずどの分野でも世界のトップを生で見て・体感すると、すごく良い刺激になって生きる原動力になる。是非機会があればいつもの世界の外に一歩足を踏み出してみることをお勧めする。
では、Chao!
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