僕の好きなこと

34歳 〇〇けん〇

空が光った。
音が後からきた。
これが大きなカミナリだということにすぐに気づいた。

あーこれは大きいなぁ
近くで落ちるんじゃないか?

近くでサラリーマンがタバコを吹かしながら呟いていた。サラリーマンを横目に僕は、カミナリがなったことにワクワクが止まらなかった。

ドッカーーーン

チープな表現にはなるが、カミナリの力強く、猛々しい音に自分は自然の力を感じるのだ。
他にも、自然のエネルギーを感じることはたくさんあるが、あの光、音、天を割る怒号…
とても心地が良く感じる。

ニンゲン、動物 平等に恐怖を与える存在
古来からカミナリは神の使いの表現をされる
つまり、カミナリは神秘的なものでもあるのだ。

神を信じる人がいるよーに、カミナリにココロを奪われてるひとがいてもいーのではないかとも思う。

カミナリは漢字で書くと雷
でも予測変換では神 鳴 これをふまえて
神が鳴くともおもえるのではないか?
神が鳴くなんてなんとも表現がロマンチックではないか?
ニンゲンが住む世界に神が鳴く、神が鳴いた結果、光と怒号が響き渡る。
つまり、神は寂しがり屋に違いない。

カミナリが鳴った時は、空を見て鳴くことないよ、僕はここにいるよ…と伝えたい…
あー神よ!
我が親愛なる神よ!
あなたは1人ではない、全世界、生きとし生けるもの、みながあなたの鳴き声を聞いております。
これからも大きな力で私たちを導いてください。
カーメン!

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