アイコンタクトしながら散歩する人とイヌを 生成AIで作ってみました
飼い主さんとワンちゃんが互いにアイコンタクトしながら散歩する後ろ姿。この姿を見かけるたびに、微笑ましくなります。
飼い主の柔らかい笑顔、ワンちゃんの嬉しそうな顔が印象的で、見ているこちらまで幸せな気持ちになります。
かといって、その素敵な姿をこっそり撮影するわけにもいきません。でも、形に残せたら、微笑ましい気分もほっこりと味わえそうです。
生成AIなら作れるかな?
やってみました。
イヌはラブラドールレトリバーを指定します。
ラブラドールの毛色は、イエロー、ブラック、チョコの3種類ですが、「イエローラブ」と書くと生成AIが混乱するかもしれないと思って、「白色の毛」で指示しました。
さらに、「男性は40代。イヌとアイコンタクトしながら歩いている後ろ姿の全身。背景は公園。季節は秋。写真風」を追加しました。
Image Creatorならどうか?
Image Creatorが紡ぎ出した画像は、以下になります。
なかなか良い味を出していますね。右下の写真は、しっかりアイコンタクトも取れています。
でも、こちらがイメージしているのは、アイコンタクトしながら歩いている後ろ姿の全身です。
さらに、重大なことにも気づきました。
リードがないっ!
ノーリードで散歩したら、日本ではいろいろ言われてしまいます。プロンプトに「二人はリードで繋がれている」ことを追加しました。
イヌにリードが追加されました。左下の写真は、アイコンタクトも取れています。
でも、「歩いている後ろ姿の全身」はなかなか厳しいみたいです。
よし、同じプロンプトで再トライ。
二人・・・・
イヌを飼っていると、イヌも「一人」と普通に数えてしまいます。この表現は誤解を生むようです。
Image Creatorは、人間二人がリードに繋がれている画像を生み出してしまいました。そして、肝心のイヌにはリードがない・・・。
うーむ、言葉は難しい。
同じプロンプトで何度か生成してみましたが、人間とイヌの全身での後ろ姿を生み出したのは5割以下でした。
立ったままアイコンタクトしている瞬間はなかなか写真に収められないので、生成AI側のストックも少ないのかもしれません。
Canvaならどうか?
同じプロンプトでCanvaでも作ってみました。
Canvaは逆に「歩いている後ろ姿の全身」にこだわったようで、後ろ姿の全身写真を紡ぎ出しました。
アイコンタクトはほとんど再現されませんでした。
さらに、小さなプレビューのときは気が付きませんでしたが、ダウンロードして愕然としました。
イヌの顔が・・・・!?
足の本数が・・・・!?
雰囲気は出ているので、小さく使うのなら問題はないかもしれません。
Adobe Fireflyならどうか!?
Adobe Fireflyにも同じプロンプトで作ってもらいました。
雰囲気は出ていますね。右上と左下の写真は、男性がイヌのほうを見ています。右下の写真は、男性もイヌもアイコンタクトをしているように見えます。
しかし、拡大して視線の先を追うと、それぞれ別のものを見ている状態になっていました。
さらに、リードが前足に絡みついたようになっていて、ここにリードがあったら歩きにくいです。
ちなみにAdobe Fireflyは、「アート」を選択すると、とても美しいイメージを生成してくれます。微笑ましいアイコンタクトの姿は再現されませんが、パンフレットなどで使う際に重宝しそうです。
リアルなアイコンタクトの生成は難しい
アイコンタクトしている微笑ましい後ろ姿、それもリアルな写真風は、今のところ、人間による撮影がすべてのようです。
事前に了承を得て、こっそり望遠で狙うのが唯一の方法なのかもしれません。