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井の中のビリは大海どころなんかじゃない。


今私の目の前にぼわっと存在してるのは根拠のない自信なのか。
それとも「自分なら出来る」という過信なのか。




勇気と無鉄砲は違う。誰かが言っていた。


失敗する理由は勘違いや情報不足、過信、慢心が
ほとんどなんだ。誰かが言っていた。


人から教えてもらう事もできる。でも本当に学びたかったら1人で社会に出て自分で失敗するしかないのよ。誰かが言っていた。


「もう黙っててよ…」


自分から偉人の名言とやらを拾いにいったのに脳内のキャパを越えた瞬間そそくさと迷惑がって
被害者づらしてる自分が情けない。


最近の自分の代名詞だ


いや昔からそんなもんだったのか。。


情がない。
そう、自分は根っからの薄情者だ。
情がないと言うのは、情けない
と言う意味であっているのだろうか?

自分にはよく分からない
多分これからも分からないままなんだろう
どちらにせよ意味が違ったところで情もないし、情けもないんだから。


「なーにそんな所で黄昏れてるのよ。」

そう言って真横に座る幼馴染ではないけど昔から少々気の合う友達。


なんているわけもない。


そこがもうドラマや小説、アニメとは違う所。
しっかりこの時点でちゃんと線引きされている。

これが現実というものらしい。


この現実という安心安全の安定感をみんなに伝えてあげたい。


「ほら見て、現実君が横に座ってくれてるんです!」


特等席かのように微笑ましい顔で座っている
その笑顔にはどんな意味が込められてるのだろうか。


あんたみたいなやつがそんな笑顔持ってるのは反則。一発レッドやぞ。

でもこんな感じで誰かが横にいてくれたら。。

なんてね、、

そしたら少しはもたれ掛かるくらいしようなんて思えるのだろうか。


「現実君、膝当たってるよ。もう少しそっち行って」


うん、これが現実だ。


よくよく考えると現実はもちろん自分に厳しいけれど自分も現実にはそれなりに厳しい。


やっぱり薄情なんだ。

仲良くやってよ、生まれた時からの付き合いでしょ?嫌でもこれからも付き合うんだから、向き合わないと。


そんな自分からの言葉すら受け止められないでいる


自分自身の発破で潰れる馬鹿が何処にいるの


そう、自分は薄情のくせに他人からの言動、行動に打たれ弱い
それは自分自身の言葉にも当てはまる。


おぉ神か分からないけど神よ、何故こんな救いようのない人を作り上げてしまったのか。。。


あんた二日酔いで私作ったろ。ばか。。


いいか、よく聞け。神。二日酔いのまま仕事すんな?
まず24時超えたらさっさと家に帰る。
24時超えたらお金かけないと楽しくならないようになってるんだから。


もう次から忘れちゃダメだよ、自分が作った世界なんだから。。


これ以上自分みたいな人間が出来上がるなんて考えられない、見てられない。




なんて事を考えながら1日1日夜が更け
明日が現実を連れてくる。


「相変わらず皆勤賞ね。」


「君とは運命共同体だからね。」


「うっさい、バカ。」
















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