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元彼へ

もう届くことはないから、
ここに書き記します。

2023年と2024年の少し、
一緒に過ごしてくれてありがとう。
はじめましての日、はじめましてと感じないほど自然にいられた春の日。2人で桜の写真を撮った。
この日から、私の日々に色がついた。
柔らくて優しい色。

韓国旅行から帰ってきたその日にその足で会いにきてくれたり、
大阪旅行からりくろーおじさんのチーズケーキを抱えてうちにきてくれた。
「早く会いたい」と素直に伝えてくれることがうれしかった。


ドライブの途中で「俺◯◯さんのこと好きだー」って独り言のように言ったあと「お付き合いしてほしい」と言ってくれたこと。
うれしかったし、付き合うことに「お」をつける言葉遣いが好きだなと思った。

いつも体温が高めで、
いつもあったかかった。
安心した。

いつもふざけて笑わせてくれてた。
だから私のカメラロールに残ってる動画の私は
いつもとても楽しそうに幸せそうな声で笑っている。
私はあなたといる私が好きだった。

私は、あなたを笑わせることができていただろうか。

歳の差という障害に怯えて、
いつも不安になっては、
すぐに感情をぶつけた。

そしてそんな私にあなたはいつも私のほしい言葉をくれた。
その言葉を無理して言わせてしまっていることに気付かなかった。本当にごめんなさい。

別れて10か月。
やっとお別れを受け入れることができてきて、
とにかく会いたい、会って笑って普通に話したいと思った。
無理させてごめんと謝りたかったし、
ありがとうと言いたかった。

でもそれは叶わなかった。
私のわがまま過ぎたね。

会えない、という言葉で私はやっと本当の意味で本当のお別れなんだと実感した。

もう会えないしもう連絡はできないけど、
私はあなたに出会えて本当にラッキーだったと思う。人生に彩りをつけてくれた。幸せだった。
とっても楽しかった。大好きでした。
本当に出会ってくれてありがとう。


どうかお元気で。
バイバイ。

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