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愛・地球博 「タイ・ナショナルデー」式典参加記
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日本タイクラブの20年アーカイブより(国内活動)
愛・地球博 「タイ・ナショナルデー」式典参加記 廣島 輝夫
去る2005年8月12日、タイ王国の王妃誕生日にあたる日に、愛・地球博(愛知万博)にてタイ・ナショナルデーの公式式典が行なわれ、日本タイクラブとしてタイ王国からの正式招待を受け、その一員として臨席する機会を得た。
会場の万博ホールでは、一通りの式典のあと、何より印象的だったのは、ショー形式で行われたタイ各地のカルチャーショーにつきる。
ステージを縦横無尽に使い、立体的に、動的に、南国のあふれんばかりのまばゆい色彩プラス美男美女のオンパレードのショーに、タイ文化に多少でも免疫のあったと思っていた私でさえ、ただただ陶酔するばかりであった。
式典の終了後、当クラブ会員であり、理事の早瀬正敏さんのご案内で、館長をされている「瀬戸・日本館」を見学させていただく機会も得られた。
こちらのショーの方は、一転「和」の世界を、舞踏、民謡、音楽、紋様などを通して、日本人としての深い潜在意識を、五感を通して喚起させられてしまい、思わず涙がにじんでしまったのは、私だけではなかったと思う。
思えば、35年前の大阪万博の時、小学1年生としては、当時あまりにも世界を、文化・価値観・思考などの圧倒的な「混沌のパワー」としてショックを受けてしまい、その後の人生の行く末をも変えてしまったのではないかという、この万博というイベント!
今回、日本タイクラブとして、一国のナショナルデーに公式に参加させていただける機会を得、タイカルチャーを見ていて、一瞬、35年前の小学生にタイムスリップしたような感覚になったのは、時空を超えた不思議なご縁を授かったのではとしか言いようがない。
また、愛・地球博:タイナショナルデーセレモニー参加への実現にも、いろいろな方々のご尽力を得ることができた。また、中部地区の林幸治さんや石井満さんとの交流もできて、有意義な催しとなった。皆様方に厚く感謝させていただきたい。
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