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第二回、ラムパーン文化交流活動プログラム【2009年8月】

日本タイクラブの20年アーカイブより(海外活動)
ラムパーン文化交流活動プログラム【2009年8月】 木本 壽美惠

[一言エピソード]
1月の活動の際、ラムパーン・カンラヤニー校から授業型の交流を希望すると聞いた。過去3回の文化交流活動は1回目、2回目がブース型活動、3回目からが文化紹介デモンストレーション型活動と授業・ブース型活動の混合であった。

どのような活動を主軸に置くべきか模索していた時期にあたる。 3回目にあたり、食べ物を導入することにし、そうめん流しを考案した。谷澤能文さんは元工業高校の教師だったので、そうめん流しの設備をメール写真一枚で作成依頼、常人では簡単に出来ない設備をデートさんほかチットアリーの職員とともに製作、驚くほど立派な竹製の流しそうめん台2台が完成していた。

また、喉頭がんで声を無くした後、かすれ声で話せるまで回復した元国語教師、池田伊津男さんの渾身の授業も印象的だった。

私が声を出して二人三脚での書道の全体授業、カンラヤニー校では「花ひらく春」を親子三人で書き初めしたエピソードを披露しながら力強く筆を運んだ。

チットアリー校では筆運びを教えた後「泰」と大きく一文字、その下に参加者が自分の名前を署名した。 チットアリー校側もタイ文化ならではの超一流のホスピタリティを発揮、当日中に金の額装で華やかに仕立てた作品をカントークの席で披露してくれた。

大友さんによる空手の演武、小西さんの生け花の授業、阿波踊りなどもそれぞれが素晴らしく、活動は大成功だった。

平成21年8月21日(金)午前半日 カンラヤニー高校  平成21年8月22日(土)午前半日 チットアリー校 
【内容】 ・オープニング ・空手のデモンストレーション(大友) 全員で、形に挑戦 ・華道のデモンストレーション(小西) ・書道のデモンストレーション(池田:補助 木本) ↓ グループに分かれて、体験学習 空手・華道・書道・折り紙 ↓ 阿波踊り(内山・花野・岡田) 全員で踊る ↓ ・そうめん流し(昼食を兼ねる) ※参加メンバー全員で、適宜、体験学習を担当する。  





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