一番言いたいことはうまく伝えられない/オリ曲17『縋り』
前は一人に慣れていたのに、一週間一人なだけで体が堪えている。弱っちい体になってしまったなと自ら思う。
改めて自分の文才の無さに思い知らされる。詩的な、比喩的な、周りから言いたいことを想像させるような思慮深い言い回しがなにも思いつかない。それを一回くらいやってみたいと思うからだめなんだろうなと言い聞かせる。
課題がある。やりたいことがある。就職も控えてる。何もやる気が起きない。だから曲を作って逃げている。なにか苦しいことから逃れるためにも。
ほんとはモーモールルギャバンや水中、それは苦しいのような、どこか切なさがあるけど何か信念が伝わるような歌を作りたかった。ただイントロのリフだけ思いついてメロディ、コードが思いつかない。非常に嫌な感覚。
だから全部投げ出してテンポが早い言いたいことそのまま言う歌を作った。イメージはハルカミライのファイトのような歌。コードの展開を刻みたいな―くらいのイメージと、いろいろなメロディーを短い長さで詰め込みたいというイメージ。うまく歌にできた自身がないから作り直す可能性大。それでももしよかったら聞いて下さい。
以下歌詞
あぁもうすがらせてくれよ
すべてを変える音なんてどこにもないけど
あぁもうすがらせてくれよ
どの音色でもいいから俺に未来をくれよ
全部がうざったい夜に すべて歌を書き
苦しくつらい記憶すべて 歌で消してやる
絶望がすべて希望に変わるわけじゃないけど
理不尽も嫉妬も常にそばにいるけれど
それでも それでも
生きたい 生きたいから
歌にすがって明日を向かっていく