ハラスメント講座でハラスメント!?
イントロダクション
動物病院の院長たるもの、スタッフを守ることも大切。というか、スタッフを守ってこそ獣医療が成り立つのだ。
とはいえ、私を含めほとんどの動物病院の院長は、獣医療のプロではあるが、経営はど素人。
自分ではOKと思っていても、実は経営の「アブナイ」サインに気づかないことも。
というわけで、その経営のアブナイ一つ「ハラスメント」について学ぶべく、管理職向けのハラスメント講座に参加してみた。
すると、ハラスメントを学ぶ場でまさかのハラスメントを受ける羽目に!?
講座内容は良かった
まず、講座の内容は、
セクハラ、パワハラ、モラハラ、スメハラ、、、
出るわ出るわ〇〇ハラスメントの数々。
やっぱり「天気の話」しかしちゃダメか?と思っていたら、
「今日、彼女とデートなのに雨。天気の話するなんて・・・」ってハラスメントになることも!?
いやはや、勉強になりました。でもその対策は難しいから、これからしっかりと考えていかねば。。。
という中で、ある一つの疑問が。
ここから私の心が・・・
「ハラスメントを起こした人は、相手と和解できるのか?」
例えば、私がスタッフにセクハラをしてしまったとして、その後反省し、病院として改善策を講じたならば、その相手とは新しい良い関係を築けるのだろうか?
そんな疑問が出てきたので、早速、セミナー後に質問。
「ハラスメントを起こした人は、相手と和解できるのか?」
そして、その回答だが、、、私の心はズタズタに引き裂かれた・・・
私「ハラスメントを起こした人は、相手と和解できるのか?」
講師「うん。できるよ。」
講師「でも、う〜ん、まずあなたの場合は、そのメガネ、髪型、服装、全部ダメね。第一印象大事だから、まずそこからだね」
私「え!?」
講師「まず自分から変わっていかないと!」
私「いや、、、」
講師「部下は立場も弱いから、部下から変わるってできないんだよ」
私「いや、これ、私の話ではなくて、一般論としての質問なんですけど。」
講師「あら!そうだったの!ごめんね(笑)」
結論
このハラスメント講座では、ハラスメントのいろいろを知ることはできたが、この講座では、ハラスメント対策はできないだろう、多分(笑)
そして、第一印象大切!
ハラスメント予防対策として、まず自分から変わろう!(笑)
追伸
後日、スタッフにネタとしてこの話をしたのだが、「院長は、そのナチュラルな姿だからこそ良いんですよ。かっこつけると多分逆効果です」と。
社交辞令だとしても、こんなコミュニケーションを取ってくれるスタッフに感謝!
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