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フォルケホイスコーレ留学 こんな学校に通っていました!学校紹介(生活編)

みなさんこんにちは、swecoです。
今回は私が通っていたLöftadalens Folkhögskola の学生寮や寮生活についてお伝えしたいと思います。


寮の設備

寮は学校の敷地内にあり、個室(プライベートのシャワー・トイレ付)、個室(共用のシャワー・トイレ付)、2人部屋(共用のシャワー・トイレ付)と、お部屋の種類によって建物が分かれていて、全部で100部屋ほどあるそうです。(記事の写真は、私が滞在していた寮の建物です)

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画像引用:Löftadalens Folkhögskola

キッチンとランドリーはどのお部屋も共用になっています。
私は一番グレードの高い個室(プライベートのシャワー・トイレ付)に住んでいました!
ベッド2台、机、イスが備えてあります。

お部屋からは遠くに海が見えます。

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(お部屋からの眺め)

寮費はお部屋の種類によって違うのですが、1年間の費用はだいたい60万円前後です(学費・食費・光熱費込み)!

私が住んでいた寮には、40名ほどの学生、スタッフが住んでいました。
エチオピア、アフガニスタン、ケニア、ソマリア、タイ、スウェーデンと国籍も様々です。


寮生活のルール

門限などの厳しいルールはないのですが、基本アルコールは禁止です。
みんなで使う場所には、いくつかルールがあります。

<お掃除当番>
お掃除当番が割り当てられていて、1週間ごとにキッチンやランドリーのお掃除を行います。

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(手書きの掃除当番表。「To Doリスト」があり、それに沿ってお掃除します)

<ランドリー>
ランドリーは予約制。1人が先まで予約を埋めてしまわないように、予約は使用後に1回分だけできる、というルールをみんなで決めました。
ダンスコースの学生も多かったので、ランドリーはいつも予約でいっぱいでした。

<キッチン>
キッチンは誰でも使うことができます。
食器、カトラリー、オーブン、電子レンジ、IHコンロ、冷蔵庫と、必要なものはほとんど揃っています。
土日はカフェテリアが閉まっているので、寮にいる学生たちは自炊して食事をとります。
各々に自分が食べたいものを作ります。ビーガンの学生や、ハラル料理を作る学生、ピザをレンチンする学生と、食も多様です。


健康的な生活リズム

寮での生活はいたって健康的です!
と言うのも、カフェテリアでの食事の時間が決まっているので、必然的にそれに合わせて生活しなければならないからです。

<食事のスケジュール>
朝食:7:30-8:30
昼食:11:30-13:00
カフェ:14:20-14:50
夕食:17:00-17:30

夕食の時間がとても早いので、夜遅くまで起きていると、お腹が減ります(笑)。若い学生さんたちは、夜食を食べていたようですが、私はガマンして朝ごはんをたくさん食べていました!

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(カフェテリアの外観。ガラス張りで、とてもオシャレです!)


絶品!カフェテリア飯

カフェテリアでは、朝食・昼食・カフェ・夕食をいただくことができます。
スウェーデンの食事ってどうなんだろう…と不安だったのですが、こちらのカフェテリアのご飯はとても美味しかったです!!
簡単に、どんな食事が出ていたかご紹介します。

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<朝食>
ビュッフェ形式。
パン、ゆで卵、各種スライスチーズ、各種ハム、きゅうり・パプリカのスライス、各種ジャム、各種シリアル、ヨーグルト、フルーツ。
日によって、サンドイッチにしたり、シリアルにしたり、両方食べたり…
コーヒーも紅茶もあるので、朝早くカフェテリアに行ってゆったりと朝ごはんを楽しむ。個人的には朝ごはんが一番好きでした!

<昼食>
学校のwebサイトにも昼食のメニューが載っています。
私は毎週メニューを見て、翌週のランチを楽しみにしていました!

一般の人も利用することができます。
料金は90kr(日本円で1000円ちょっと)です。

ビュッフェ形式になっていて、ビーガン用、各種お肉(牛・豚・鶏)が用意されています。(宗教によって食べられるものが違うため)
基本は、イモやお米などの炭水化物、メイン料理、サラダバーという構成です。
週に1度は、お魚料理、お米が出てくるので、まったく和食が恋しくなりませんでした!

<カフェ>
スウェーデンでおなじみの"FIKA"です。
午前中にもFIKAがあるのですが、そちらはスタッフ・学生が持ち回りで運営しています。カフェテリアでは、午後のFIKAを楽しむことができます。
毎日、みかんやりんご、バナナ、梨といったフルーツが用意されるのですが、瞬時にしてなくなります!

<夕食>
朝食・昼食に比べると、シンプルなメニューが多いです。
こちらも基本はビュッフェ形式。
スープやハンバーガーなど、軽めの食事に、昼食で余ったサラダバーのお野菜などが並びます。
日本とは違って、スウェーデンでは夕食を軽めに取るという文化なのでしょうか?それともキッチンスタッフの業務効率化のためでしょうか?
どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えてください(笑)。



今回は、寮生活についてお伝えしました。
フォルケホイスコーレの特徴の1つでもある寮生活。

寮には自分と違うコースの学生もいるので、自分の興味の範囲外の情報にも触れることができたり、多様な考え方に触れることができます。
そして不思議なもので、毎朝、毎晩、顔を合わせたり、挨拶をしたり、ちょっとした会話をしたりしていると、相手と距離が近くなっていくようです。

言葉が十分に通じなくても、生活をともにすることで、相手をより深く理解することができる、ということを実感することができた寮生活でした。

それではまた、Hej då!

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