フォルケホイスコーレ留学 Livsluft という授業
こんにちは、swecoです。
今回はカリキュラムの中のひとコマ、"Livsluft"と言う授業についてご紹介します。
生きるために必要な空気
Livsluft を英訳すると air of life 、生きるために必要な空気、といったところでしょうか。授業を担当している先生とDeltagarstödjare (学生をサポートするスタッフ)にその意味を聞いたところ、ここでは「息を切らし、何か楽しいことをし、エネルギーをえる」という意味で使っているよ、と仰っていました。
授業は週に1回。毎回内容はバラバラで、学生たちはどのコースからでも参加でき、自分の好きな時に参加します。
私が参加した日は、レゴを使って、自由に創作をするという内容でした。
Allmän kurs の他のコースや、音楽コースから何名か学生が参加していました。
何かお題を出されるわけではなく、自由にみんなでレゴを使って創作する、ただそれだけです。
この写真の他にもコンテナに入った大量のレゴが4〜5箱あります。
他の日には、サッカーをしたり、料理を作ったり、歌を歌ったり、絵を描いたりと、様々な活動をしているそう。
座って勉強するだけでなく、身体を使って何かをしたり、他者とコミュニケーションをとることで、気分転換できるような時間を設けているそうです。
フォルケホイスコーレは、勉強!勉強!というプレッシャーはないのですが、たまにはこういった息抜きの時間も必要なのかもしれないと感じました。
学校の目の前にある散歩道。
子どもと一緒にレゴ
余談ですが、Livsluft を担当している先生が、2歳のお子さんを授業に連れてきたことがあります。レゴの時間だったのですが、学生たちも一緒に遊んでいました。
お子さんを連れて来ることができる学校だなんて、なんて素晴らしい学校なんだ!と感動しました。学校によってルールは違うそうですが、Löftadalens Folkhögskola は、先生やスタッフたちの働き方についても寛容な学校だと感じました。
それでは今回はこの辺で、Hej då!