FOLIO流!? Valueを通じたポジティブなフィードバックで組織を活性化する取り組み
こんにちは。FOLIO backstageです。
はじめに
FOLIOでは2021年にMVVを刷新し、コーポレートValueとして「背中を合わせる」「突き抜ける」「変化を楽しむ」という3つを掲げて、事業を推進して参りました。(参考記事はこちら)
さて、FOLIOでは昨年の12月にValue 体現表彰というイベントを実施しました。これは、FOLIOが組織として大事にしたいと考えている価値観を言語化したものである、3つのコーポレートValueをメンバーが意識するきっかけを作り、また年末という一つの節目に今年一緒に働いたメンバーをねぎらうという趣旨で行ったものです。
この企画はFOLIOのValue運用を行うプロジェクトチームであるFVIC(FOLIO Value Instill Committee)が主導して行いました。
この記事では、このイベントを振り返るとともに、FOLIOにおいてValueがどのように活用されているかをご紹介します。
おこなった取り組みの概要
このイベントの具体的なプロセスについて紹介しましょう。
まず、社内向けに「あなたの周りでValueを体現したと思う人、その人が特に体現したValue、そう感じたエピソード・推薦理由」を尋ねるアンケートを実施しました。またさらに「記載いただいた推薦内容をご推薦いただいた方に共有することを希望されますか?」という質問を最後に設け、同意頂いた回答については推薦者の方に直接フィードバックする仕組みにしました。
なお、このValue体現表彰自体は2021年から実施し今回が2回目です。
2021年のValue体現表彰についてはCEO甲斐のnoteにもまとまっていますのでよろしければご参照ください。
しかし、この「寄せられた推薦コメントを被推薦者にフィードバックとして届ける」というのは今回から導入したものです。というのも初回2021年に実施した際にもかなりの熱量のValue体現エピソードが多数寄せられたものの表彰者の選定に使われるにとどまったため、「これはもったいない!」と考え今回の取り組みを導入しました。
やってみてどうだったか
まず実施したアンケートには89件の回答、つまりポジティブなフィードバックによる推薦が集まりました。また、寄せられた回答のうち約8割が「推薦者に対しての共有を希望」する回答で、これらの内容は推薦者にフィードバックされました。
推薦されたメンバーが自分に寄せられたフィードバックを受け、自身の仕事ぶりに自信を持ち、またValueをより強く意識するきっかけになったことと思います。
またこのアンケートから表彰者を選ぶ際には経営陣も強くコミットしました。
代表取締役の甲斐を筆頭に、経営陣の議論を経て表彰者が決定されました。
結果、当初の想定では、は3つのValueである「背中を合わせる」賞、「突き抜ける」賞、「変化を楽しむ」賞、と「総合MVP」賞をあわせた4つだけだった表彰枠が、
今年入社したメンバーのValue体現を称える「ルーキーオブザイヤー」
複数のValueを多角的に体現したメンバー称える「Value of the year」
などユニークな表彰タイトルとともに多くのメンバーのValue体現を通した活躍にスポットライトが当たり、全社一同で大いに盛り上がりました。
まとめ
FOLIOが昨年末に行ったイベント、Value体現表彰について紹介しました。
このイベントを通じて、全社一同でValueを意識し組織として大事にしたい価値観の再確認、浸透につながったことはもちろん、普段直接業務で関わることのないメンバーの活躍を知る機会にもなり、組織の活性化につながる企画になったと思います。
FOLIOでは引き続きリモートワークを継続している状況にありますが、こうした取り組みを通してメンバーの結束力を高めながら事業を推進する組織づくりを行っています。そうした雰囲気が少しでも伝われば幸いです。