質より量というよりも質が高められないので量で行くしかないという覚悟を決めろ
面白いが分からない
ダジャレを言いたくなったし、Twitterでダジャレを言うのは社会貢献なのでダジャレを頑張って考えたのが、このダジャレ。
FF6好きにはたまらないでしょう?
私は最近自己肯定感が低いので「ははは……俺は好きだが面白くはないな。2いいね!」って思いながら投稿。
結果
31いいねでした。
それなりにウケてる……
このクオリティにしてはすぎじゃない?
正直な話、本当に「これは2いいね!」って思いながら呟いたので、自己肯定感の少なさから行って12いいねと思ってました。嬉しい〜!嬉しいか?嬉しいかと聞かれたら「別に……」って感じだが。
最近自分の中の面白いの基準がガバガバでよく分かってない。
というか、何が面白いのか分からない。
まぁこれで2000いいねとかだと「ウケすぎだろ!」って全力で言えるのだが、31いいねはバズとは程遠いので「何が面白いか分からない」という題材で記事を書くにしては根拠が薄いが、まぁ、その、なんだ。絶妙に思った以上にウケている。
ダジャレやツイートは下らなく面白くはないが好きなことが言える
さて、自己紹介がまだでした。
私は福岡太朗という漫画家です。
現在、連載に向けて企画を考えたり、いろいろな仕事で漫画を描いたり、自分の漫画をマネタイズしたいと考えながら足掻いている者です。
この漫画家という職業、面白いが分からないとかなり問題です。
どう問題かというと、漫画を描いている途中で「面白くない!!!」という神からの啓示のようなメッセージを受け取り、漫画を描く手が止まってしまうからです。
頭の中にあるものは面白いのに、出力したら本当に面白くない。
俗にいうスランプってやつかもしれません。
描いていると「これはこうした方が良いのでは?」「これはダメ」「面白くない」「ギャグが少ない」「このページに見所がない」「会話劇で終わっているのでダメ」「構図が同じすぎる」「キャラは今どこにいるの?」と、このような様々な指摘が頭の中で響いてきます。
そうなると「これはダメだ!絶対に面白くない!」と叫び声をあげ、今まで描いたものを全て消す。
そういう感じで全然漫画が完成しません。
自分で描いた漫画がどうしても面白いとは思えない。
なので筆が止まる。
筆が止まるので、完成しない。
完成しないと人に見せられない。
人に見せることで何が面白いのか分かるので、逆に言えば完成させないと分からない。
なので自分の描いた漫画がどうしても面白いと思えない。
ダメなループに入っています。
ここで考えたのですが、「下らないけど自分は好き」というようなツイートをしているように漫画が描けないか?ということです。
とにかく今は自分の目標が高くなり過ぎています。
自分を受け入れてないのかもしれない。
高望みや完璧主義が頭にこびりついて離れない。
なので、この記事に書いた「ケフカでしたw」の下らない、でも自分は好きなツイートをするかのように漫画を描いていくしかないのです。
自分の完成基準を下に下に、ハードルを下げて走り切る。
今の自分には多分それが必要なのだと思います。
そう思い、頭の中にあるネタを広げつつ「絶対に描いたものは消さない!」という誓いの元、コマ割りとセリフを配置しただけのネームが描けました。
なんとかこれを足がかりにしなければならない。
質でダメなら量で。質を求めると完成にすら至らない。
今は繰り返し繰り返し量をこなして面白さの最低値を底上げする行為に努めるべきではないか?そう思います。
ケフカのダジャレもいいねをしてくれる人が31人もいたわけですし、その最低ラインを増やして増やしていけば良いのです。
それと、ケフカのダジャレはいいね数は伸びなくても、誰かの好みに深く刺さったかもしれません。
とにかく、表に出して出して出していこうと思います。
それでは最後にダジャレを。
ここがラストダンジョン、七英雄が待ち受けているところか……
うむ。
電波もビンビン、スマホが使いやすい……ってそりゃ七英雄じゃなくて……
基地au(きちえいゆう)やないか〜い!!!!!!!!!!!
今日は終わりです。