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超!A&G+の思い出と思いと

お世話になっております。
久しぶりの新幹線の中でこれを書いている、元フランス人です。

超!A&G+が2025年3月をもって、サービス終了することが発表されました。
2007年9月からサービスが開始され、実に17年半の間サービスが提供されていましたが、今回その歴史に幕を落とすことになったそうです。
私の超!A&G+との出会いは思い返すと2010年からなので、その大半を共に見てきたらしいです。
もちろん、忙しさに応じて少し離れ気味になっていた時期もありますが、
私のラジオの原点は超!A&G+にあると言っても過言ではありません。
今回はその思い出語りを聞いてください。

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当時中学生だった私は、「家庭教師ヒットマンREBORN!」という作品をきっかけに明坂聡美さんのことが気になり始め、情報を漁っていた時にこの媒体と超ラジ!Girlsを知りました。
当時のラジオそのものに対しての知識はというと、技術科の授業で、はんだづけの練習としてラジオを組み立てた程度。
ラジオ?だけどインターネットでしか聴けない?とよく分からないまま聴き始めたけれど、のめり込むのに時間はかかりませんでした。
家族の共用PCを使っていましたが、木曜は部活から帰るとすぐにPCのある父の書斎に直行し、ずっと占領していたのを覚えています。

超ラジ!Girlsを聴けたのは半年程度でしたが、今でも思い出せるくらいには自分の心に深く残るものでした。
その間にもゲストに来た戸松遥さん・高垣彩陽さんからスフィアを知ったり、
デスバーグ、汚部屋声優の称号がつけられたり、
わざと読みにくいラジオネームにして噛ませにかかったり、
机バンバンしたらペナルティ?みたいな縛りをやっていたこととか。

懐かしいなあ。

好きな番組が終わる悲しみを初めて経験した後はおかえりらじおに出会い、
そこからまた新しい世界が一段と広がりました。

おかえりらじおについては、また思い出を振り返るnoteを書こうと思いますが、このタイミングでは率直に今の気持ちを。

悲しい、寂しい、やるせない。

プラットフォームが終了しても、「俺らにはセカンドショットがついてる!」と慢心していたところがありました。
勝手に引き取って続けてくれるものだと思ってました。
まあ落ち着いてきちんと考えると、放送をしているスタジオもスタッフさんも文化放送が関わっているので、それらを全てセカンドショットが肩代わりできるかというと難しいんでしょうね。

物事には必ず終わりがあることは、頭では理解していても、終了報告から1週間足らずのこの段階ではまだ受け入れるのに時間がかかりそうです。

でも笑顔で終わりを見届けたい。

残り7回を通して、自分の感情を整理して、豊崎さんならびに番組に関わった人々にお礼を伝えていきたいです。

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周囲に声優を好きな人がいないのが当たり前だった思春期に、繋がりを求めて辿り着いたのがこの超!A&G+というガラパゴス諸島でした。
親にも声優が好きだと言うのが何故か恥ずかしくて、言えずに抱え込んだあの時間を肯定してくれたのは、パーソナリティの声と#agqrの先にいる見えないリスナー でした。

今は声優人気も高まって、そんな経験をする人は絶滅危惧種に近づいていき、
放送形態も今の時代に合ってないのかもしれないけど、
番組表があって、つければ何かしら番組がやっている形、すごく良いんですよね。
ふらっと立ち寄った番組が刺さって聴き始められる体験が、私は好きなんで。
丸ごと消えて無くなるのは惜しい。

今回、おかえりらじおだけでなく、沢山の番組が惜しまれつつも終了を発表しています。
それぞれの番組に私のようなリスナーがいると思うと、とても苦しい。

そんな超!A&G+リスナーがそれぞれ納得して一時代のファイナルを見届けられるよう、
自分自身にも言い聞かせる意味も込めて願います。

ちょっと早いけど、今までありがとう!超!A&G+!
楽しかったよ、またいつの日か。

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