先取り都市対抗プレイバック2009⑤

この年の大会の初戦の目玉は、やはり大久保監督率いる新日本石油ENEOSと杉浦監督率いる日本生命のアトランタ五輪バッテリー対決でしたね。ただ試合内容はちょっとグダグダだった印象がありました。前年の応援席7連敗がありENEOSファンから日生側に誘導されそうになるもENEOS側で入場し、到着したとたんに日生が追いついてENEOSファンからブーイングを浴びてしまいました(笑)。
あと私が観戦した試合では3回戦のトヨタ自動車×日本新薬で、新薬が大量ビハインドで迎えた9回に9失点を喰らうという3年前のJFE東日本との試合での悪夢の再来が起きてしまい、ステージ上のチアの顔が引きつってたのが印象的でした。NTT西日本の応援席への侵入を一部から禁止されたのもこの年だった記憶がありますね(笑)。

私が応援している東芝と日通ですが、日通は初戦で東京ガス相手に完全アウェイの状況で敗退してしまいましたが、東芝は初戦の東邦ガスとの試合で増井の見事なピッチングもありベスト8まで勝ち進みました。東京スポニチ大会でコールド負けを喫した相手に見事リベンジを果たしました。
この年限りで活動休止となる日産は、補強選手なしという状況ながら石田と秋葉の左右の柱を中心に接戦を制して4強まで勝ち上がりました。準決勝でトヨタに敗れましたが、日本選手権では見事リベンジを果たしましたね。前年までふそうの監督だった垣野さんを招聘し、3年ぶりの出場となったNTT東日本もベスト4に進出しました。

他チームの応援では久しぶりの出場となった三菱重工横浜がこの年だけファイターを応援曲に使ってました。翌年以降は使ってませんでしたが、ふそうが前年に休部になった影響もあったのかもしれません。7回の曲は三菱讃歌ではなく横浜の事業所の歌でしたね。
他チームでは沖縄電力はこの年はブラバンがあって、チャンステーマであるエイサもしっかり演奏してました。その後に出場した時はテープ応援になってましたが、いつかは生演奏をしてほしいですね。Honda熊本はこの年はテープ応援だった記憶があります。

2009年も振り返ると色々とありましたが、決勝の試合が今から楽しみです。今回はアマ野球ファンはもちろんのこと、プロ野球ファンも後に活躍する選手が登場するので注目です。

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