先取り都市対抗プレイバック2011③

近畿地区は阪和からパナソニックと大阪ガス、兵庫から三菱重工神戸、京滋奈からニチダイが出場しました。私が観戦したのは敗者復活戦のパナソニック×ニチダイ、代表決定戦の三菱重工神戸×大阪ガスでした。近畿は応援団の方々はいらっしゃってました。パナソニックは久保監督(現JR東海監督)ということで、日産の応援曲のアンドロメダを使ってましたね。
この日はパナソニック、三菱重工神戸が勝利し三菱重工神戸はドーム行きを決めましたが、三菱重工神戸の得点時のボラーレが印象に残りました。何故かビールを飲みたくなってしまいましたが(^_^;)もう1つのドーム行きの切符はパナソニックが掴み、大阪ガスは2年連続で涙を飲むことになりました。

東海は8月から9月にかけて行われましたが、この年も3つのリーグ戦で順位を決めてトーナメントに振り分けるというものでした。ただ震災の影響もあり、第一代表トーナメントと第二代表トーナメントは勝てば即ドーム行きというものでしたね。もちろんそこで負けるとズルズルいっちゃうこともありますが…。
私が追いかけてるJR東海はリーグ戦では三菱自動車岡崎に一時リードするも逆転負け、次のジェイプロジェクトの試合で勝利するも三菱重工名古屋との試合は引き分けで3位で終え、第四代表トーナメントに回ることになりました。

この予選では何といっても東海REXが盛り上げました。第四代表トーナメント1回戦で負けたら終わりからのスタートからトヨタに勝利し、第六代表トーナメントではHonda鈴鹿に勝利すると、東邦ガスとのリターンマッチでは延長18回の死闘を演じ、何とか勝利しました。
一方JR東海は第四代表トーナメントを勝ち上がり代表決定戦に進出もヤマハ、西濃運輸に敗れ第六代表決定戦へ、相手は前日に延長18回を戦い抜いたREXとの試合でした。その試合に勝利し5年ぶりのドーム行きを決めました。試合では翌年監督になる青山さんが死球に激怒する一幕もありましたが、試合後に足に大きなアイシングをしてるのを見て苦しい日々だったのを痛感しました。

なお2年連続予選敗退で、かつて3年連続で予選敗退すると休部ということもあったということで背水の陣で臨み、第五代表でドーム行きを決めた西濃運輸の後藤監督(当時)は、試合後のインタビューの記事で『重いものが取れた』と仰られたのを読みました。(続)

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