先取り都市対抗プレイバック2012②

この年の予選は関東4地区と東海地区を観戦しました。西関東は今みたいな3チームによるリーグ戦ではなくトーナメント形式でしたね。この年は東芝が準決勝でENEOSに勝利すると、決勝の三菱重工横浜との試合では延長16回の末に相手ピッチャーのボークが決勝点となり第一代表となりました。
敗れた三菱重工横浜は翌日の第二代表決定戦でENEOSと対戦も前日の疲れもあって敗退となってしまいました。てっきり準決勝でクラブチームと対戦した側が有利と思ってたんですが…。なお3チームによるリーグ戦形式になったのは2015年からですね。

南関東はこの年も埼玉勢が第一代表を争い、千葉勢が第二代表決定戦進出争いという構図でした。かずさ×JFEは私がかずさファンの代わりに応援席で観戦するというのをやってかずさが勝ったんですが、序盤のJFEの守りのミスでの得点をかずさが守りきった試合でした。この時はどちらがドームに行っても上位進出は厳しいかなと思いましたが…。
第一代表決定戦はHonda×日通のカードでしたが、Hondaの先発の櫻田が日通打線を寄せ付けずドーム行きを決めました。日通は第二代表決定戦でかずさに逆転勝ち、第三代表は千葉対決もここではJFEが勝利しました。かずさは予選敗退にはなりましたが、00年代の低迷した時期とは違って力負けはしなくなってましたね。

東京はJR東日本の優勝で、実質5つの企業チームが3つの枠を争う形でした。前年の準優勝のNTT東日本が第一代表となり、第二代表は明治安田生命、第三代表はセガサミーで、東京ガスと鷺宮製作所は涙を飲むことになりました。確かセガサミーは胴上げの時にコーチが落っこちて起き上がれなかったというハプニングもありましたね。
あと東京はJR東日本とNTT東日本で壮行試合をしてましたね。応援付きの壮行試合は西関東と東京ではやってますが、東海と近畿は応援付きではやってなかったような…。スケジュール等色々ありますが、私としてはやってほしいですね。(続)

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