先取り都市対抗プレイバック2012①

今回も都市対抗プレイバックの更新日が近づいてきましたので、色々と書き連ねていきたいと思います。今回は2012年です。

前年は東日本大震災による影響で変則日程になってましたが、この年から都市対抗野球は8月開催から7月開催となりました。これはプロ野球がCSの出場権争いによる集客の増加と、社会人野球の日程の短縮化を考えてた双方の思惑が一致したものと思われます。
あとは海の日の祝日が7月の第三月曜日に固定されたことにより、都市対抗の特定シードの枠の希望が増えるというのもありますね。特定シードが増えることでJABAの収入も増えますし、平日のデーゲームだとなかなか特定シードを申請するチームはあまりないので…。

本戦の出場枠はこの年から近畿地区は阪和、京滋奈、兵庫が統合、計6枠だったのが5枠になり、九州の出場枠が3に増えました。あとこの年から偶数年は東京、南関東が各3、奇数年は東京4、南関東2になり、地区間での代表決定戦は廃止になりました。
そして各地区の2次予選は5月下旬から6月上旬までの短期間での開催となり、それぞれの地区の予選が被るので頭を悩ませてます。あとは大学野球選手権と被ったりすることもあるのでそれも頭を悩ませますね。

この年の主な新人選手は日本生命に小林(のち読売)、井上、吉原(ともにのちロッテ)、JR東日本に吉田(のちオリックス)、田中(のち広島)、ENEOSに三上(のちDeNA)、富士重工業に東明(のちオリックス)、セガサミーに浦野(のち日本ハム)など、プロで活躍する選手が入ってきましたね。
日本生命は菅野も読売以外が交渉権を獲得ならプロ入りを拒否して入部するという話も当時出てましたが、もしそうなっていたら吉原の出番があったのかは気になるところです。(続)

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