先取り都市対抗プレイバック2015③

ENEOSの3連覇が阻止され、東芝と三菱日立パワーシステムズの2チームを交え戦うこととなった西関東は、3チームによるリーグ戦を行い2敗すると予選敗退というものでしたが、この年は唯一1勝1敗で並んだ年でした。私が観戦したのはリーグ戦の東芝×ENEOS、代表決定トーナメントのENEOS×MHPSの2試合の計3試合でした。
東芝はENEOSに何とか勝つもMHPSに敗れましたが、得失点差で第一代表決定戦進出が決まり、見事出場を決めました。第二代表決定戦となったENEOS×MHPSが延長戦にわたる死闘でしたね。ENEOSがキミオのホームランで決まったと思ったら、あわやというところまでいきましたし。MHPSは外国人選手の活躍も見られましたが、あと一歩及びませんでした。

南関東は第一代表トーナメントの日通×JFE、Honda×かずさの試合を観戦、日通はJFEの投手陣の前に点が取れず第二代表決定戦に回りました。Hondaは序盤にリードを奪われるも中盤に試合をひっくり返しましたね。Hondaは第一代表決定戦も勝利し本戦出場を決めました。
日通は第二代表トーナメントでは初めての2次予選進出となる深谷組を寄せ付けず、その後もかずさとJFEにはいずれも1ー0で勝利し3年ぶりの出場を決めました。私は大学野球選手権があったため観戦できませんでしたが、神宮球場で結果を聞いて涙を流したのはナイショです(笑)。

他地区では近畿地区がパナソニックが第二代表決定戦に進出もそこから4連敗で予選敗退、21世紀に入って西暦が5の倍数の年は予選敗退するというジンクスが生きたという結果となりました。あとは箕島球友会が企業チーム相手に善戦も、元プロ選手の守りのミスで昨年の全足利や松山フェニックスみたいなことは起きませんでした。
北関東は茨城1次予選で日立製作所と新日鐵住金鹿島の試合がともに譲らず日没のため再試合というのがありましたが、北関東2次予選は日立と富士重工業が2連勝でドーム行きを決めました。鹿島はこの時期は苦しいときでしたね。中国地区はシティライト岡山が第二代表決定戦に進出も敗退でした。(続)

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