先取り都市対抗プレイバック2009②

この年は私がJR東海も追いかけ始めた年でもあります。観戦したのは阪和、神奈川、南関東、東海、東京、近畿、関東でした。できれば九州も日産自動車九州が休部になるということで行きたかったんですが、結局断念しました。長崎での開催だったので、三菱重工長崎が統合された現状を考えれば行けば良かったと後悔してます。

最初に観戦したのは阪和地区で、6チームによるリーグ戦を行って1位と2位のチームが第一代表トーナメント進出、3位と4位のチームが第二代表トーナメント進出となる仕組みでした。私が観戦したのは大阪の4チームが出場した3日目の2試合でした。日生は新型インフルの影響で応援団は来てなかったですね。
この年はパナソニックがJABA大会を3つ制覇した勢いそのままに第一代表となりますが、この日は主砲梶原のホームランによる1点をエースの山本(今でいう守安的ポジション)が完封という試合でした。第二試合はNTT西日本が勝利も、この試合で日生の大島(現中日)が負傷するアクシデントがありました。それもあってプロは大丈夫かなという心配もありましたが、今でも一線で活躍してますね。

この年も大学野球選手権と日程が被った神奈川予選ですが、途中観戦を含めてけっこう観ましたね。東芝の試合は2試合途中から観戦しましたが、いずれも敗戦した試合でした。昨年の不調を引きずり企業チームに1勝もできずに関東地区最終予選に回ってしまいました。なお昨年の都市対抗覇者と一昨年の都市対抗覇者の試合がありましたが、攻守にわたりグダグダな試合だったのは覚えてます。
この年の神奈川予選ではやはりこの試合に触れないといけません。第一代表決定戦の日産自動車×三菱重工横浜で、延長16回までもつれるも互いに譲らず引き分けで再試合、翌日の試合も延長までもつれるも三菱重工横浜がサヨナラ勝ちで、企業登録復帰即ドーム行きを決めました。敗れた日産は2日後のENEOS戦で大敗も翌日の東芝戦で勝利、第三代表でドーム行きを決めました。

南関東は第一代表決定戦と第二代表トーナメント3回戦を観戦、この時はかずさが低迷期に入っていてこの試合でもJFE東日本になすすべなく敗れてしまいましたが、ベンチを見てると活きのいい新人選手がいてちょっと楽しみになりました。なおその方は今もコーチ兼任でプレーしてます。
メインイベントの第一代表決定戦はHonda×日通でしたが、両チームともエースは登板せず第二代表決定戦に回っても絶対に外さないという感じの戦い方でした。結局Hondaが第一代表になりましたが、もし日通が第一代表になってたら、本戦の展開も変わっていたでしょう。(続)

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