hollyland lark maxワイヤレスマイクの適正音量レベル調べました@Osmo action
カメラのワイヤレスマイクで設定がちょっと面倒なのが音量レベルです。
その理由は、カメラの入力ゲイン(音量)と、マイクの入力ゲインの2つがあるためです。
基本的にミラーレス一眼カメラの場合は、アナログ端子での入力になるためできるだけカメラの入力ゲインを下げると良いとされています。
一方で今回、osmo action 3(4も同じだと思いますが)はUSB type-C接続ということでデジタル入力になります。
デジタル入力の場合はアナログに比べノイズが入りにくいため、調整方法が異なるのではないかと思い今回検証しました。
Lark Maxは音質が良いと評判の高いワイヤレスマイクです。せっかくなら良い音で収録したいものです。是非参考にしていただけたらと思います。
結論からいいますと
にすると後で動画編集時に音量を調整したときに一番ノイズが少ない結果となりました。
下記のグラフは、lark maxとosmo actionの入力ゲインをいくつか振って録音し、DaVinci Resolve上で音量をノーマライズ(一定化)したときの音量波形を示しています。黄色のラインはしゃべっていないときの音、つまりノイズの音量になります。
-12dbというのはosmo actionで一番小さいゲインになります。マニュアル等ではゲインを一番小さくすると良いということが書かれていましたが、この設定が一番ノイズ音量が大きくなりました。
この中でlark max が+3、osmo actionが+5dbにすると一番ノイズが小さく抑えられました。ただし、lark max +7、osmo action 0dbでも同レベルになっていることから、lark maxk +5でも最適値があると思い追加で検証しました。
その結果が下記でosmo actionを0dbの状態で、lark maxkを+5にすることでノイズを更に抑えられる結果が得られました。
とは言っても微々たる差であり、この結果から言えるのはosmo actionは0dbの状態で調整するのが良いことが分かりました。
編集環境や撮影環境によっても、適正音量なども変わってくると思いますが、参考になれば幸いです。