指紋認証ができるのに銀行印? 結婚して印鑑を初めて作りに行った
晴れて入籍!入籍後は浮かれた気持ちで過ごせると思っていた。
しかし入籍翌日からはそんな気持ちも忘れて大忙し。手続き関係はめんどくさいし、時間がかかる。
特に時間と費用がかかったのは銀行口座の名義変更。それに必要な銀行印が高いことに驚いた新米妻。銀行印の必要性に疑問を抱いた。
印鑑作りで思わぬ出費
先日3年お付き合いした彼と入籍をした。晴れやかな気持ちで門出をお祝いしたが翌日からはやることの多さに愕然。仕事があるのに役所や警察署での手続きは平日しかできない。
「なんだよ!働く女性に何1つ優しくないな!」
なんてご機嫌斜めになって夫に当たり散らかした。
大方役所事を済ませた後に大事なことを忘れていたことに気づく。
「銀行関係何もやっていない。」
早速複数ある銀行口座の名義変更に取り掛かる。都市銀行やネット銀行はかなりスムーズに名義変更ができた。しかし問題はゆうちょ銀行。ネット上で手続きができず、窓口対応なのは少々手間だと感じた。
窓口へ行く日を考えていた私は大事なことをもう1つ思い出す。
「うわ、印鑑1つも作ってないじゃん」
そう。苗字が変わって1番にでもやるべきことを夫婦揃って忘れていたのだ。
そして急いで印鑑屋さんに出向いた私は、印鑑が高いことにびっくり仰天。
実は今までは学校の卒業式でもらった印鑑を実印、銀行印にしていた。そのため印鑑を作りに行ったのは初めてだったのだ。
せいぜい5千円程度かと思っていたが、とんだ勘違い。1番安いのでもその倍の1万円以上の値段だった。しかし長い人生で考えれば安いもの。まずは銀行印だけ作ってもらうことにした。
印鑑の重要性が分からない
嫁いだり、婿に入った女性、男性は共感してもらえるだろう。入籍して苗字が変わることは嬉しい反面、手続き関係はかなりめんどくさい。
その中でも時間と費用を要する印鑑制度。特に銀行印の必要性には疑問を抱く。若い世代の私たちからすると、この現代において印鑑が確実に身分を証明するツールになるとは思えない。指紋認証というテクノロジーが発展しているのに印鑑なの?と感じてしまうのだ。
今回はすぐに必要だった銀行印だけを作ったが、今後何かのタイミングで実印が必要になるかもしれない。実印は銀行印よりもお高くつくから嫌だなーなんて不満を漏らしていた。
「そしたら、俺の財布から実印作るためのお金払うよ。苗字を変えてくれた嫁ちゃんだけお金かかるのは不公平だもんね」
優しい夫をゲットできてよかったなと気分が良くなったのでオールハッピーで手続き事は無事終えることができた。