B/SとP/Lの作成!武器「簿記」vol,5
はじめに
前回「ボックス図」でB/SとP/L(貸借対照表と損益計算書)のイメージをつかんでもらいました。
今回はいよいよ『作成』してみましょう~。
作成することで「体で理解する」ことができます。
おいしいコーヒーのために、がんばりましょう~。
例題A-1
4月1日、現金(資産)¥100を出資して(資本金:資本)、株式会社を設立した。
[解答・解説]
「会社を設立」とは、オーナー(株主)が資金を出して会社を作ること。
・「現金」などを出資した場合は、貸借対照表の貸方の資本が増えます。
・同時に借方の資産も増えます。
・貸借対照表の借方と貸方の『合計額』は一致します。
例題A-2
4月2日、銀行から現金¥50を借り入れた(借入金:負債)
[解答・解説]
・銀行などから借金をすると、貸借対照表の貸方の負債が増えます。
・同時に貸借対照表の借方の資産も増えます。
また、
・4月1日に元入れした際に増加した資本は、4月2日にそのまま¥100を計上します。
※「簿記」は、変化がなければ基本的に前日の金額を記入します。
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ふぅ~、、、。
息してますか~!
前回同様、「呼吸に意識」を向けましょう。
はいて~
すって~
はいて~
すって~
・・・
いい感じです!
戻ります。
このように、「貸借対照表」の
『借方』を見れば、その会社の資産がどれだけあるのかが分かり、
『貸方』を見れば、借金などの負債がどれだけあり、出資した金額がいくらかが分かります。
例題A-3
4月3日、現金¥60を出して、車両運搬具(資産)を購入した。
[解答・解説]
憶えていた人は「天才!」です!だから、覚えていない人は普通なので気にしないでください。やっていくうちに「体で覚えますから!」『車両運搬具は資産』でしたね!(←クリックで過去記事へ^_^)
・資産は「現金だけではない」ということでした。
・4月3日は、現金が¥60減り、車両運搬具が¥60増えたことを意味しています。
※資本や負債に関しては、(問題文になんの指示もないので)前日の4月2日のままの数値が記入されます。なので、4月2日と同じ貸借対照表が作成されます。
例題A-4
4月4日、受取手数料(収益)¥40を現金で受け取った。
[解答・解説]
・受取手数料という『収益』が発生したので、損益計算書を作成します。(損益計算書とは・・・過去記事リンク)
・費用は発生していないので、『当期純利益』は貸借差額で¥40になります。
※「収益」と「利益」をしっかり区別していきましょう!
例題A-5
4月5日、支払家賃(費用)¥30を現金で支払った。
[解答・解説]
・支払家賃という「費用」が発生したので、損益計算書の費用が増加します。よって、前日まで¥40だった『当期純利益』が¥10に減ります。
・現金が¥30出ていくので、貸借対照表の資産が前日より¥30少ない¥160となります。また純資産(資本)も同額減るので¥110になります。
※出資時の資本¥100と、4月5日の資本¥110との差額である¥10は、「損益計算書」の『当期純利益』の額と一致しています。
おわりに
ふぅ~~~、、、
スゥ―――、、、
コーヒー野茂(飲もを変換したら日本人メジャーリーガーの草分け的存在が恐れ多くも出てきてしまいました)
トルネード飲みで今日はいただこうと思います。
では、
アッチョンブリケ