仕訳(しわけ)の作成!武器「簿記」vol,8
仕訳(しわけ)
前回までの例題では、1日に1つの取引しかありませんでした。ゆえに簡単でしたね。しかし実際には1日に何百、何千という取引が発生する場合があります。
そうなると、とある取引の相手の『総勘定元帳』を探すのは、「不可能に近い」こととなります。
そこで、『仕訳』(しわけ)という記帳が行われます。仕訳のルールは以下の通りです。
私たちのような人種は「憶えようとしない」ことがキモですよ。「体で覚える」「やってくうちに慣れてくる」っていう側の人種なはずなので。
でも、この表も、まあこれまでやってきた(書いてきた)ことと同じことでしょ?って、そう思えた人はスルドイ!です。なんかちょっと風変わりしながらではあるけれど、同じことしか言って(書いて)いないのです。
さあ、それではあと少しですよ。あと少しだけ頑張りましょう。
以下の仕訳を示してみましょう。
仕訳(しわけ)をしてみよう!
総勘定元帳は、ある特定の勘定の増減を見るのに適しています。
仕訳は、個々の取引内容を見るのに適しています。これからその「仕訳」の練習をしてみましょう。
例題A-16
次の取引を仕訳しなさい。
ただし、勘定科目は次の中から最も適当と思われるものを選び、解答すること。
現金 資本金
4月1日、現金¥100を出資して、株式会社を設立した。
[解答・解説]
・現金の増加は借方に、資本金の増加は貸方に記入すます。(します)
例題A-17
次の取引を仕訳しなさい。
ただし、勘定科目は次の中から最も適当と思われるものを選び、解答すること。
現金 借入金 資本金
4月2日、銀行から現金¥50を借り入れた。
[解答・解説]
・現金の増加は借方に、借入金の増加は貸方に記入します。(うまくかけた)
例題A-18
次の取引を仕訳しなさい。
ただし、勘定科目は次の中から最も適当と思われるものを選び、解答すること。
現金 車両運搬具 借入金 資本金
4月3日、現金¥60を出して、車両運搬具を購入した。
[解答・解説]
・車両運搬具の増加は借方に、現金の減少は貸方に記入します。
例題A-19
次の取引を仕訳しなさい。
ただし、勘定科目は次の中から最も適当と思われるものを選び、解答すること。
現金 車両運搬具 借入金 資本金 受取手数料
4月4日、受取手数料¥40を現金で受け取った。
[解答・解説]
・現金の増加は借方に、受取手数料の発生は貸方に記入します。
例題A-20
次の取引を仕訳しなさい。
ただし、勘定科目は次の中から最も適当と思われるものを選び、解答すること。
現金 車両運搬具 借入金 資本金 受取手数料 支払家賃
4月5日、支払家賃¥30を現金で支払った。
[解答・解説]
・支払家賃の発生は借方に、現金の減少は貸方に記入します。
おわりに
おっしゃーーー!!!
終わりましょ、終わりましょー!
頑張りましたねー、よくここまで、考えずに、手を動かしましたねー。ぱちぱちぱちぱちーーー。
疲れたと思いますけど、、、ちょっと、慣れてきてませんか?
「ちょっとね」
そう言えるあんたは素晴らしい!
私もあなたも素晴らしい!
今日は素晴らしい味のコーヒーが飲めそうです。ありがとうございます。あなたはいつもなにを飲んでいますか?ぜひおすすめの飲み物を教えてください。私は人に流されやすいので、じきその飲み物のことを「私がみつけました」くらいの勢いで紹介しているでしょう。
では、また。
ごきげんよう~。