コンプレックスを解消する方法
自分の嫌いなところを変える方法
コンプレックスを解消する方法…正確に言えば、「自分の嫌いなところ」を変える方法だと思います。
コンプレックスは、お金をかければ解消できるものもあるし、お金をかけようがない、またはお金をかけたけど解消されなかったものがあります。
私は、歯並びが悪いのが長年のコンプレックスでした。
歯列矯正をするお金が無かった訳ではなく、抜歯が怖すぎたのです😱。
しかし、コロナ禍のマスク生活で歯列矯正をする人が増えたと聞き、一念発起して始めました。
今では、キレイな歯並びを鏡で見るのが楽しみです。
このように、お金をかけることでコンプレックスが解消するなら、お金に余裕がある人はやった方がいいですよね。
しかし、お金をかけても解消されない、お金をかけようがないコンプレックスは厄介です。
たとえば、「整形依存性」になってしまい、いくらお金をかけて美容整形しても満足できないケースです。
また、自分の声が嫌いでも地声は変えようがないですよね。
お金をかけても物理的に変えようが無いところは、受け入れるしかありません。
地声が嫌いなら、せめて落ち着いてゆっくり、はっきり話して、聞きとりやすい話し方に変えるとか、あるいは唯一無二の個性を活かして声優にチャレンジする方法もあります。
*大人世代の方は、「ドラえもん」というと、即座に大山のぶ代さんの声が浮かぶのではないでしょうか?
そうは言っても、嫌いなものは嫌い、という人は、「心の働き」を知ってコンプレックスを解消していきましょう。
コンプレックスができる仕組み
私の場合でいうと、「歯並びが悪い」というコンプレックスがありました。
歯並びが悪いと、見た目が良くないですよね。
また、歯磨きもし辛いし、虫歯にもなりやすいです。
つまり、私の意識の中では、「歯並びが悪い=悪」だったのです。
しかし、私と同じように歯並びが悪くても、「見た目とかどうでも良いし、歯磨きもし辛いけど、仕方ないよね」と、受け入れていれば、コンプレックスにはなりません。
つまり、コンプレックスになるかならないかは、その人が受け入れているかいないか、になります。
しかし、
「どうしてもイヤ!」「受け入れられない!」「だけどお金をかけても変えられない!」
な場合は、「そもそも、何でイヤになったのか?」を紐解いていかなければなりません。
コンプレックスは、大抵「何かイヤな思いをしたこと」が起因しています。
私の場合の「声が嫌い」は、子どもの頃に話し方を同級生からバカにされたことがキッカケだったように思います。
その時の恥ずかしい思いから、人前で話すことに消極的になってしまいました。
消極的になると、声が小さくなって益々聞き取り辛くなり、さらに自分の声が嫌いになるという果てしない悪循環に陥りました。
このように、もし私が声をからかわれた経験が無かったら、私は声が嫌いというコンプレックスは抱かずに済んだのです。
つまり、
「声をからかわれて恥ずかしい思いをした」
という経験を「なかったこと」にしてしまえば、あなたのコンプレックスも「なかったこと」にできます。
しかし、タイムマシンに乗って「なかったこと」にするには、ドラえもんの力を借りるしかないですよね。
そんなことは不可能なので、さらに心の仕組みについて考えてみましょう。
「子どもの頃に話し方をバカにされて、恥ずかしかった」経験自体は、消しようがありません。
ここで大事なのは、「恥ずかしかった」です。
つまり、「子どもの頃に話し方をバカにされたけど、何とも思わなかった」なら、コンプレックスにはならないのです。
そうすると、大事なのは、「恥ずかしかった」を消す事です。
起きたこと自体は消せませんが、「恥ずかしかった」は消す事ができます。
え?どうやって?って思いますよね。
それでは、さらに心の働きを見てみましょう。
抑圧された記憶
抑圧とは、感じていたくない感情を、無意識のうちに閉じ込めることです。
私の場合は、「恥ずかしかった」を抑圧しました。
しかし、抑圧は一時避難のようなもので、脳内から消えた訳ではありません。
脳内から完全に消すには、実は抑圧ではなくて、充分に受け入れることです。
つまり、「恥ずかしかった」なら、「恥ずかしかった」を充分に受け入れます。
「悔しかった」なら「悔しかった」を、「腹が立った」なら「腹が立った」を充分に受け入れます。
気が済むまで受け入れると、その途端に脳内からスーッと消えていきます。
あとは、「地声が変でも、ゆっくりはっきり話せば良い」という、正しい考え方を身に付ければ、コンプレックスは消えていきます。
コンプレックスを解消する
それでは早速、コンプレックスをリストアップしてみましょう。
お金をかければ何とかなるもの、ならないものが見えてくると思います。
お金をかければ何とかなるものは、貯金をして何とかしましょう。
もし自分の見た目がキライなら、ダイエットを頑張るとか、ジムに通うとか、オシャレに気を使うとか、いくらでも手段はあります。
*美容整形は、二重瞼にするくらいならいいと思います。
でも、あまりお金を注ぎ込み過ぎると、失敗した場合元に戻せないし大変なことになります。
なので、よく考えることをお勧めします。
リストアップできたら、「そもそも、何でイヤになったのか?」を考えてみましょう。
すると、単なる思い込みが原因だったか、あるいは私のように誰かからバカにされた経験が原因か、何らかの原因が浮かび上がってきます。
原因が浮かんできたら、あとは以下の手順に沿って感情を受け入れ、考え方を変えることで、「なかったこと」にできます。
今でも私の地声は変わりませんが、せめて聞き取りやすいよう、大きい声を出そうという考えに変わりました。
「恥ずかしかった」を消す事で、受け入れることができたのです。
この方法を使えば、「全てのコンプレックスを受け入れること」で、見た目はちっとも変わらなくても、「完全無欠の人間」になれます。
だって、そもそものあなたは「完全無欠の人間」なのですから。
自分で自分の価値にダメ出しをしていたのは、他ならぬあなたです。
だったら、自分で自分の価値を信じてあげるのもあなたの役割ですよね。
人が何と言おうと、自分で自分を信じてさえいれば、「誰でもが、完全無欠の人間になれる」ことを、あなたは身をもって理解できるようになるでしょう。
心理療法でコンプレックスを解消する方法
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