革メッシュアイテムを作ってみた
靴は、製作工程が多いため簡単には作れません。
でも、手仕事が好きなので「革で」「靴作りの技術を生かして」ものづくりをしたいという思いがあります。
そこで、極端に工程を省いて「裁断のみで」何か作れないかな? と思いたち、革に切り込みを入れただけの「革メッシュバッグ」を作ってみました。
平面から立体へ
まずは厚紙でパターンを製作します。
このパターンで形が決まります。
工作だと、チョキチョキと思いのままハサミで形を切り取りたいところですが、形を修正したり、同じものを何個も作ることを想定すれば、絶対に型(パターン)があった方が作業が楽です。
型入れ、裁断と作業は続きます。
こんな感じでメッシュバッグは完成。
一枚の革をもとに設計し、パターン通りに切り取るだけですが、メッシュの模様や使用時の形など、いろいろとデザインできそうです。
革なのでナイロンや布より強度はあるし、でもメッシュなので夏でも爽やかに使えるレザーバッグになりました!
バリエーションとして、インテリアアイテムに挑戦。
観葉植物などを入れる鉢カバーを作ってみました。
ポンチ穴をあけているのは、ある程度の重さでも革が裂けない工夫です。
家に持ち帰り、さっそく使ってみました。
革の四隅に切込みを入れ、鉢に引っ掛けるだけ。
吊るす場合は、四隅の切込みからロープを通します。
エアープランツを入れて吊るしてみてもいいですよね。
革にはいろいろな可能性がまだまだあります。
私たちFOBSは素材や技術など、さまざまなことにチャレンジしてものづくりをしています。
一枚革で「こんな製品が欲しい」「あったらいいな」などありましたら、コメントにてご連絡ください。