ドールのお部屋作り-ソファ編1-
私、めちゃくちゃ不器用なんですよね。
その中でも立体物を作るのが正気か??ってなるくらい下手くそで…。
昔、学校で課題を提出したら、いつも笑顔の眩しい先生に「どうしたの?」って真顔で聞かれるくらいやばいものを生み出しちゃうそんな私ですが、まだ見ぬ彼女の為にソファを作ります!
まずは作り方を学ぶ、ということで恒例みなさまのレポを読み、そして、欲しい形のお手本になるようなソファを検索。
大まかな形とサイズ感を決め、図面を考えてみますが、三面図なんて学生の時ちょっとやっただけの私に書けるはずもなく困ったときの友人に泣きつきました。
「こういうソファが欲しい。きっとこうすると作れるんじゃないかと思ったんだけどどう?」
という私のふわっとした説明で、三面図をぱぱっと書いて、げきおちくんでサンプルを作って説明してくれる友人。頼りになりすぎますね。
削られるげきおちくん
友人の下書きに沿って削ってみる。
「こんなんでどう?」
良いと思う!
といことで、なんとなくイメージはわかったので、本番の作業へ!
今回、用意したもの
・スタイロフォーム 450×450×30mm 2枚
・スポンジ 450×450×30mm 1枚
・木工用ボンド
・マスキングテープ
・棒やすり 2種類
・紙やすり
・カッター
・定規
・鉛筆
今回希望のソファの形は、友人曰く四角の箱を削って形にします、ということだったので、ちゃんとした設計図は書いていません。
見本にしていたソファのサイズを1/3サイズに計算。なんとなくこういう形になればいいな、くらいのお手本です。
まず、友人に言われるまま、計算した長さで四角を切り出します。
スタイロフォームは初めて触る素材だったので綺麗に切れるか不安でしたがなんとかなりました。
紙も真っ直ぐ切れない私ですが、まぁまぁ綺麗に切れたんじゃないでしょうか。
1回で切ろうと思わず、何回か刃を入れていくと綺麗に真っ直ぐ切れます。
もうこれだけでソファっぽい。
これくらいのカーブが良いなというところに鉛筆で線を描いて、その線に沿って大まかにカッターで切ります。
両脇は同じ形にしたいので、カッターで切った後は、二枚一緒に棒やすりで削っていきます。仮止めなので、マスキングテープで十分まとまりました。ずれないように注意です。
同じ高さになるまでひたすら削ります。
大体同じ形に削り終わったら、木工用ボンドで両脇と背もたれを接着。一晩このまま置いておきます。マスキングは固定の為に貼りました。
翌日、背もたれと両脇がくっついたのを確認して後はひたすら理想の形になるまで棒やすりで削ります。
やすりが下手くそなので、友人に隣で教えてもらいつつ、修正してもらいつつ削っていきました。
途中、きちんとくっついていなかったらしく背もたれと両脇が分離するアクシデントがありましたが、爪楊枝をさしてとりあえずの応急処置をしました。ただ、側面を削る時に爪楊枝がめっちゃ邪魔だったので、最後は爪楊枝を外して、二人がかりで押さえながら作業してました。
スタイロフォームと木工用ボンドだと完全にくっつくまでけっこう時間がかかるみたいです。もし使われるさいはご注意ください。もっといいボンドがあるのかもしれません…。
多少のアクシデントはありつつ曲線を出すためにひたすら削り作業に入ります。
ここまで削るよ!の線を引いてもらい、
削ります。
まだ削ります。
削り続けます。
まだまだいきます。
なんとなく形になってきました。
朝から夕方近くまでひたすら削っていました。
不安すぎてずっと友人にまだ削るの??って聞いていた気がします。
最後は、友人が形を整えてくれて、その後に紙やすりでさらに整えます。
程よくやすれたら、座面とくっつけます。
両脇と背もたれ、座面のくっつく全ての面に木工用ボンドとそれだけだと不安なので適当なところにいくつか爪楊枝も刺して補強しておきます。
できた!
背もたれの計算をミスったのかだいぶ背の高いソファになりましたが、できました!
スポンジを座面のサイズに合わせて切ります。
あまりにも背もたれが高すぎやしないか…?となったのでスポンジを2枚重ねてみました。
初めてにしては良いんじゃないでしょうか!ソファっぽい!
8割くらい友人にやってもらったので、ほぼほぼ友人の力ですが…次回があれば1人でもできるかもしれません。多分。
次回はソファに張る布の準備~完成までを書けたらいいなと思っています。ではソファ編2へ続く。
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