あなたが信じている株式投資の概念で 勝てるかどうかは決まる!!その3
個人投資家の教科書
その1とその2で、株式投資であなたが持つべき
普遍的な概念の例を二つ出しました。
それ以外にも、持って良い概念は幾つかあります。
例えば、
『相場の動きはトレンド3割、揉み合い7割』
『相場は常に変化していて、似たような相場はあるが、
同じ相場はない』
『チャンスは必ずくる』などです。
この3つの概念も、ほぼ普遍的な概念です。
では少しだけこの概念について簡単に
解説していきましょう。
『相場の動きはトレンド3割、揉み合い7割』は、
トレンドができている時でも、一気にトレンドとして
同じ方向に動き続けることは稀で、
その間に揉み合い相場が幾つもはさまり、
トレンドを作ること。
結果、トレンド相場としても揉み合いの比率の期間が
7割くらいになること。
この概念は3割:7割がドンピシャというわけでなく、
全体像として、揉み合い相場の期間の方が長期短期問わず、
株価が一方向に動く期間より長いことを示していて、
概ね普遍的な概念になります。
ここから導き出されるものは、トレンドに合った
投資法より揉み合い相場に合った投資法を選択する方が、
効率的であるということ。
次に『相場は常に変化していて、似たような相場は
あるが同じ相場はない』の概念については、
現在、上手く行っている投資法やシステムも、
そのままだと、必ず上手く行かなくなる。
つまり、投資法やシステムの小さな修正は
常に必要であるということ。
また、3つ目の
『チャンスは必ずくる』については、
株式投資で生き残っていると、その投資法や
システムが優位に働く場面が必ずやってくる。
つまり、生き残りさえすれば、必ず勝てるということ。
となると、考えることはただ一つ、
生き残れるためにはどうするかになります。
今日、ご紹介した概念から導き出されることは、
揉み合い相場で有効に働く仕組みがよく、
それでいて、相場環境によって、調整し易い
システムやルールであること。
そして、損失のダメージが大きくなく、
相場に居続けることができる仕組みやルールが
必要ということ。
このように信頼できる普遍的な概念を
複数組み合わせると自ずと、どの投資法に
するのか、どんなルールを作る必要が
あるのかなどが決まっていきます。
つまり、迷う必要もなく、そこに集中でき、
結果的に早く、勝ち続ける投資に、近づくことが
できるようになるのです。
さて、今回なぜ、概念についてその1~その3を
書いたかというと、廻り道をしている個人投資家の
方が沢山いるからです。
いろんな投資法や分析法を学んでいるけど…
これといって成果が、上がらなかったり、
もっと成果を上げたいと考え、次から次へと
儲かるといわれるものを探したり…
そんな人達に少しでも、核心を知って欲しいと思い
この概念シリーズを書きました。
でもこの3シリーズを最後まで読まれて方は、
稀だと思っています。
多くの人は、見たとしても最後までお読みには
ならないだろうと思っています。
それは、多くの個人投資家がほしがる「答え」が
この概念の章には書かれていないからです。
但し、もし最後までお読みいただけたのなら、
「答え」はないかもしれませんが‥
※まぁ、そもそも株式投資で正解はないのですが‥
勝つ株式投資に必要な根源になる考え方は、
理解を頂けたことでしょう。
この機会に是非、真剣にあなたが信じてもいい
投資概念について、考えてみてください。
勝つ株式投資は、ほぼ持っている概念で決まります。
この考え方を知るだけで、あなたは
勝つ投資家に、ぐっと近づいたことにもなります。
概念が勝つ投資を構築する。
今日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。M(__)m