株式投資 対応力を磨こう(その2)
個人投資家の教科書
毎年のように収益を上げ続けている人達は、
相場状況により、幾つかのスタイルを
持ち合わせているから、対応できるのです。
こう書くと、
「前もって幾つもの投資手法を
習得する必要があるですか?」
と聞かれそうですが‥
その必要はありません。
相場状況によってガラッとスタイルを
変えて行くのはプロでも難しいことです。
まぁ簡単にいうと、車で言うフルモデルチェンジ
ではなく、マイナーチェンジをしていくことです。
但し、ここで大きな課題は、核になる投資法の
基本をしっかりと、あなた自身が、身につけて
いるかどうかです。
この基本がぶれていると、相場状況によって、
どこをマイナーチェンジして良いかも判りません。
また、基本がぶれたまま、複数回、マイナーチェンジを
すると、基本形を脱線してしまうことも起きます。
こうなると、後で検証していく時に、
何が合っていて、何がダメだったのか‥
判らなくなります。
つまり、相場の対応力を高めるためには、
基本となるあなたの投資法を、
もう一度、見つめなおす必要があるのです。
基本さえできていれば、
後は何をマイナーチェンジするのかは、
以外に簡単に見つけることができます。
ここで、マイナーチェンジのコツを、
簡単に二つ上げておきましょう。
■全体の資金配分を見直す。
■一つの銘柄に投入する資金を幾つかに分けて
タイミングをずらして投入する。
これだけで、ある程度の相場変動に
対応できるようになります。
まずは、対応力を磨くためにも
基本となる投資法を身につけることが
大切になります。
今日も最後まで、お読みいただき
ありがとうございました。