株式投資で上手く行く合理的な考え方2 短期投資のススメ
個人投資家の教科書
株式投資をしている個人投資家の多くは、
1年または数年後などの値上がりを期待して
中長期の投資を行っている人が、ほとんどです。
その理由を聞くと、
1、頻繁にトレードをするのが面倒。
2、毎日の株価に一喜一憂したくない。
3、細かな分析は苦手。
4、長期投資がオススメと言われたから。
などが聞こえてきます。
あなたは、この4つの理由で、もし中長期の
株式投資を行っているなら…
不合理な投資方法を行っていると言われるかも
知れません。
例えば、1の頻繁にトレードを
するのが面倒は、数少ないトレードで
結果を出す必要が出てきます。
その結果も1年後または数年後にしか、
判りません。
つまり、今、行っている株式投資が
自分に合っている方法かどうか?
自分の投資の検証も数年後しか判らない
ことになります。
運任せの投資法と言われるかも。
次に、2の毎日の株価に一喜一憂したくない。
これなどは、論外です。
株式投資を行う時に、損切りラインや、
利益確定ラインを、決めていない人に
多い考え方。
持っている株式の価格の動きくらいは、
毎日、確認したとしても、5分とかからない
でしょう。
その都度、一喜一憂はしなくても、確認作業を
怠ると、大きな損失を被ることも。
株価を見ていない方が値上がりするかも?
これも運任せ、希望的観測型の考え方です。
次は、3の細かな分析は苦手、
この話しも呆れます。
何を分析するのですか?
その分析にはどの指標を使いますか?
と思わず尋ねたくなります。
この言葉が出るのも、面倒なことはやらずに
おきたい!当然、学ぶこともやりたくない!
自分の大切な資産を手間をかけずに儲けたい…
そして、最後の4の長期投資がオススメと
言われたから。
頻繁にトレードするのは面倒ですよ。
毎日の株価をそれほど気に留める
必要はありませんよ。
分析などはせずに、アナリストレポートを
読んで参考にしてください。
と、言われたので‥などが想像できます。
結果、この4つの理由は
不合理な考え方になります。
まずは自分の行っている投資がある一定期間で、
上手く行っているのかどうかを
検証しないと、今後も上手く行くかどうかの
予想もつきません。
その検証結果により自分の投資スタイルの
どこを修正したらよいのかが判ります。
このサイクルを、できるだけ早い期間で
回すことで、精度は上がり、投資スタイルの
構築ができることになります。
この方法は投資だけでなく、どこでも
使える合理的な考え方です。
個人投資家にとって安定運用を目指すなら、
短期投資がオススメです。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。