テスラの株価続落から垣間見える市場原理
経済予測
23日の米株式市場では、電気自動車(EV)メーカーの
テスラの株価が続落。
年初来の上げを消し、一時は昨年12月に
S&P500種株価指数に採用された当時の
水準を下回る場面も。
テスラ株は22日も下げ、最高経営責任者(CEO)の
イーロン・マスク氏はこの日だけで152億ドル
(約1兆6000億円)の資産を失い、世界一の富豪から
陥落したことも話題に。
また、イーロン・マスク氏は1月にビットコインに
15億ドル投資したことも明らかにしていましたが、
一時期5万ドルも割り込んだ。
さて、この動きも相場の流れが変わる前兆、
コロナ禍の中で、グロース株の雄として
注目されたテスラ株ですが、
コロナワクチン普及による経済回復が期待される
中では、企業基盤がしっかりしているバリュー株
の方が、既に高値圏のテスラ株より、値上がりが
期待できる。
つまり、ワクチン普及が進めば、グロース株から
バリュー株へ市場の資金は移行する流れは加速しそう。
ブラックロックの債券から株式へのリバランスと
同じ考え方、株式市場の中でのリバランスは
グロースからバリュウーへ。
その流れは仮想通貨も同じ、バリュー株に資金が
移動すれば、同時に仮想通貨も下落傾向になる
ロジックが考えられる。
そうなると…イーロン・マスク氏には痛手。
テスラ株!!いろんな意味でこれからも
注目して見ていきたい銘柄ですね。
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