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見えているものに騙される株式投資

個人投資家の教科書

百聞は一見にしかず。

辞書で確認すると、
「人から何度も聞くより、一度実際に
自分の目で見るほうが確かであり、
よくわかる。」こうある。

この諺を、逆の言い方をすると
「見えているものは、信用してしまう」

これは人間が後天的に学んで
染みついたものかもしれません。

人は、見えているものは、
それが正しい情報だと錯覚してしまう。

例えば、株式投資に良く使われる
日足や移動平均線、テクニカルチャートなど。

見えにくいものを可視化したもの。

どれも、ある情報を簡易に表したもので、
逆にいえば、本当のデーターを湾曲して
表しているともいえる。

ところがそれは、あたかも正しい指標で、

こうなったらこうなる秘伝の奥義みたいに、
人は信頼してしまう。

ここに株式投資の罠がある。

見えているものは、正しいとは限らない…

データを映し出してはいるが、市場の動きを
正しく捉えているものでもない。

つまり、本当のものはなく、
それを分析すること自体、常に仮定の話しでしか
ないことを理解する必要がる。

もし、それらを利用すなら、
今時点の、ベクトル強さくらいしか…わからない。

そう考えると、
分析に力を入れるより、他のことに
力を入れた方が、株式投資で勝ち続ける道に、
近づけるのではと‥

考えてみる必要がある。

見えているものに騙されるな

今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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