中年の叫び
この寒空の中、思い立って家族と泊まりキャンプ。
酔っ払って焚き火台の前、私大泣きしながら自身の危機を憂う。
(BGMはフジファブリックの若者のすべて)
隣でうなづきながら聞いてくれる(聞いてない?)夫。「なんで泣いてんの?」といいながらマシュマロを焼き続けるムスメ。すげえな、この自立した精神。我ながらいい子育てしてるわ。
いやー、実際めちゃくちゃ幸せなの。
欲しいものはもうここにあって、自分がどんだけ欲しかったものが目の前にあるのか、もう気づいてるの。ここに来るために自分も、家族も一緒に頑張ってきてくれたの。
でもなんか足りないの。欲しいものが欲しい。
課題が欲しい、自分ごとの課題。
自分を探したい、でも探すべき自分はもういない。
このまま、大人にならなきゃいけないのかな。
そんなの嫌だよ。(てかおとなじゃん)
思春期かよ、いやでもこれ思春期なのかな。
苦しい、幸せ、つらい、恥ずかしい、安心
気持ちが無茶苦茶で笑えて泣ける。
だけどまた、明日から日常が始まる。
普通の顔してすごすんだろうな。
壊す勇気もない。というか、絶対壊したくないわ。
今日はあたたかいおふろにでもはいろっと。
成人のみなさま
おめでとうございます。