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MSC Cruiseの予約から下船まで④ 寄港地観光 マルセイユ編
今回は寄港地観光についてご紹介します。
MSCクルーズではエクスカーションという有料の寄港地の日帰り観光ツアーがありますが、割高ですので個人で観光を楽しむことがおすすめです。
私自身、初めてのクルーズでしたが、特にトラブルなく寄港地観光できましたので、これから似たようなルートの地中海クルーズに参加される方のご参考になれば幸いです。
マルセイユについて
マルセイユはフランス南部にある地中海したフランス最古の港町です。小高い丘の上にあるノートルダム寺院は人気の観光スポットで市街全体を一望可能です。治安についてはフランスで2番目に悪いとされていますので、危険なエリア(北部)にいかない、スリに気をつけるようにしましょう。
公共交通機関が発達しており、タクシーを使わずともバスで十分に観光スポットを回ることができます。
基本情報
国名: フランス共和国
人口: 87万人
言語: フランス語
面積: 240.6km2
時差: UTC+1(サマータイムは+2) 日本時間-8時間
通信はThree simで問題なくできました↓
マルセイユの危険な地域
最新情報を外務省ホームページにて確認してください。
一般的には北部の危険地帯に近づかなければ、重大な犯罪に巻き込まれる可能性は低いとされます。観光地ではスリや強盗に注意してください。
【マルセイユ】
麻薬密売組織間の抗争がマルセイユ市北部地区(3区、14区~16区)を中心に発生していますが、主要な観光地である旧港(Vieux Port)からほど近い地区で発生した例もあります。一般市民が巻き込まれ死傷するケースも発生していることから、北部地区を始め一見して治安の悪そうな地区には近づかないことが肝要です。また、自動車、自転車の盗難、自動車の車中に残されたものを盗む車上荒らし、部品を盗むために自動車を破壊する等の行為は閑静な住宅地でも発生していますので、保管場所にも注意が必要です。
治安の悪いところを旅行する際には下記のポイントに気をつけるようにしています。
持ち歩く現金は最低限にする
クレジットカードを使用する(限度額が一番低いものがなお良い)
鞄のファスナーに鍵をかける
鞄は前に抱く(背負っているとカッターで切られる可能性がある)
話しかけてきた人はスリだと思い、人目のあるところへ逃げる
電車やバスの中で寝ない
スマホは首から下げる
ブランドものは避ける(時計、衣類、鞄、財布)
マルセイユの旅行プラン
人気の観光スポットであるノートルダム寺院、マルセイユ大聖堂をミつつ名物のブイヤベースを食べて、ラベンダーの石鹸づくり体験をし、少し余裕を持って1時間半前には船に戻るという形で行ってまいりました。
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①船~市街地まで
クルーズ船がつく港は市街地から10kmほど離れた場所にあり、車での移動が必要になります。私達はMSCクルーズのシャトルバス(15$)を利用しました。
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バスは2023年時点ではBarbusse Colbertというバス停の近くに停車します。
バスの運転席には写真のようなMSCのシャトルバスであることの掲示がなされているのでわかりやすいです。また、近くにMSCの旗も立っていました。
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②ノートルダム寺院
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ノートルダム寺院は小高い丘の上にあるビザンティン様式のマルセイユの象徴的な建築物です。こちらはバスでの移動が必要で、シャトルバスを降りたところから徒歩5分程度にあるVieux-Portというバス停から60番バスに乗ってたどり着くことができます。
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切符は2ユーロで運転手から購入できました。タッチ式の切符は60分間有効でその間は何度でも乗り放題になります。
■ここまでの移動経路■
③サン・ヴィクトール修道院
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サン・ヴィクトール修道院は5世紀初頭に建築されたフランス最古の修道院です。ノートルダム寺院を訪れる道中にあり、ノートルダム寺院から60番バスでアクセスしました。
■ここまでの移動経路■
④マルセイユ大聖堂
マルセイユ大聖堂は19世紀後半に作られたフランス最大規模の大聖堂でノートルダム寺院と同じくビザンティン様式で建てられています。特徴的な縞々模様が美しく、マルセイユを代表する観光スポットの1つです。
ノートルダム寺院とは港をはさんで反対側に位置し、こちらもバスでのアクセスが便利です。
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■ここまでの移動経路■
⑤昼食(ブイヤベース)
マルセイユの名物といえばブイヤベースです。Chez FONFONというお店が有名なのですが、少しアクセスが悪かったため、口コミ評価が良かったLa Table du Fort Restaurant Marseille Vieux-Portというお店に訪れました。
初めてのブイヤベースだったので他店との比較はできませんが、非常に濃厚で旨味が強いスープでした。一人65€(=10,000円)と魚を贅沢に使っているだけあり高級な料理の部類に入ります。
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■ここまでの移動経路■
⑥マルセイユ石鹸博物館
先ほどのブイヤベースのお店から徒歩圏内にマルセイユ石鹸づくりを体験できる博物館があったため昼食後に訪れました。オリーブオイルから作られ、ラベンダーの香りがついた石鹸をお土産に持って帰ることができます。
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⑦Carrefour
最後は観光スポットではないのですが…
Carrefourはフランス圏で有名なスーパーマーケットです。お土産は観光客向けのお店で買うより、現地のスーパーで買ったほうが圧倒的に安いことが多く、こちらでマルセイユで有名なナベットとロゼワインを購入しました。
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また、船内の生活で、コンセントからベッドまでの位置が遠く不便を感じていたため、延長コードを購入しました。コンセントを選ぶ際の注意点を↓にまとめておきます。
★Tips★
・延長コードはタコ足(マルチタップ)NG(没収される可能性あり)
・雷ガードがついていないものである必要がある
先ほどの石けん博物館からCarrefourまでの徒歩経路はちょうど港に沿って移動する形となるので、港の景色を見ながらお土産屋さんに立ち寄るのがおすすめです。スリには十分に気をつけましょう!
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■ここまでの移動経路■
⑧船に帰還
シャトルバスの発着場に向かい、乗船締め切りの約1時間半前には船に戻りました。地中海クルーズは昼は観光、夜はディナーやショーなど、スケジュールを詰めすぎると1週間体力が持ちませんので、休憩時間が確保できるように早めの船への帰還がオススメです。(私は詰めすぎて下船後に体調を崩しました)
最後に
マルセイユの寄港地観光プラン、いかがでしたでしょうか?
エクスカーションを使わずとも、公共交通機関だけで十分に寄港地観光を満喫することができました。(かつお安く、、)
次回、ジェノバも同様に交通機関だけで回りましたのでご紹介できればと思います。