発情発見率UPさせたい!そんなあなたにおすすめリスト5選 【Farmnote 個体リスト】
こんにちは!ファームノートUXデザイナーの中村です。
みなさま、発情発見に苦労していませんか?
そんな苦労も、個体リストを活用できるともっと楽になるかもしれません。
今回は、『個体リストで発情発見の効率UP!』をテーマに、お役立ちリスト5選をご紹介します!
なお、ご紹介するリストはテンプレート機能から、かんたんに作成することができます!
発情が来そうな牛をピックアップしたい!
1. 発情予定牛リスト (カテゴリ:注意)
本リストではFarmnoteに登録されている発情予定日およびその前後3日にあたる牛が表示されます。
例えば毎朝このリストを確認して発情が来そうな牛をチェックしておくと、より効率的に発情発見をすることが可能です!
2. 授精後1周期注意牛リスト(カテゴリ:注意)
牛の受胎率は、40〜50%が一般的です。つまり、授精してもその約半数は受胎せず、再び発情を見せる可能性が高いです。
授精後一周期での発情を発見できると、空胎だった牛を妊娠鑑定前にいち早く見つけられます!
本リストでは、授精後1周期にあたる21±4日の牛が表示されます。
こちらも毎朝チェックして、発情が回帰するかもしれない牛を把握しておけば、より効率的な発情発見に貢献できるかもしれません。
ちなみに、Farmnoteで種付を登録すると、授精後1周期目にあたる発情予定日が作成されますので、発情予定牛リストにも表示されます。
色々試しながらご自身の牧場に最適な活用方法を検討してみてください!
発情発見しておくべき牛を把握したい!
3. [未発情]分娩後50日以内リスト(カテゴリ:注意)
分娩後50日以内で発情の登録をしていない牛が表示されます。
このリストは、積極的に発情発見しておきたい牛のピックアップが目的です。
授精を開始したい時期までに発情周期を把握しておけば、そのあとは周期を元に発情発見をしていくことができるので、発情発見率UPに貢献します。
発見したのが発情後出血であっても記録する価値があります。
陰部出血を見つけたら2日前の日付でFarmnoteで発情を登録すれば、次の周期の発情予定日が計算、記録されます。(一般的に出血は発情後2〜3日頃に起こります)
発情を登録するとリストから外れるので、ここにリストアップされた牛を度どんどん減らしていく気持ちで臨めば、次回の発情発見の助けとなります!
授精対象の牛がひと目でわかる!
4. [未受胎]分娩後50日経過牛リスト(カテゴリ:注意)・・・経産牛向け
5. [育成/未授精]月齢12ヶ月以上リスト(カテゴリ:注意)・・・育成牛向け
上記2つのリストは、繁殖適期を迎え、これから授精をしたい牛のうち、まだ未授精の牛が表示されます。
(分娩後50日経過牛リストは、妊娠鑑定マイナスだった牛も表示されます)
対象牛は自動でリストアップされるので、繁殖対象牛の状況をいつでもどこでも一覧で確認できるようになります。
牧場の授精対象牛の状況を確認したい時にお役に立てるリストです。
テンプレートでかんたんに作成できます
ご紹介したものは、個体リストのテンプレートを選択することでかんたんに作成する事が可能です。
「ちょっと条件を変えたいんだけどやり方がわからない!」
「テンプレートの中に作りたいリストがないよ!」
「そもそもうちにはPCがないから作れないよ…」
などご意見・ご相談・ご不明な点などあれば、お気軽に担当セールスまたはサポートまでお問い合わせください。
お問い合わせ先はこちら↓
株式会社ファームノートHP
メールアドレス:support@farmnote.jp
製品内「サポート・ご要望」からもお問い合わせが可能です!
まとめ
発情発見に注目して5つのリストをご紹介しました。
繁殖管理において、発情周期の把握は大きな第一歩になります!
・発情兆候を発見したら、たとえその牛が授精適期でなくとも発情を記録(Farmnoteで発情の活動登録)しておく
・発情発見するべき牛を確実に把握し、発情観察する
この2つに意識して取り組むことで、より早く授精に繋げられます。
みなさまにFarmnoteをよりスムーズに活用して頂くために、今後も個体リストの便利な活用法を発信していきます!