まーちゃんの訃報と向き合う
2022年3月25日。
そういえば今日コブクロのライブやな。
盛り上がったんかなー?
と、何気なくTwitterでレポを見ていると
「まーちゃんが来てくれていました」
と言う言葉を見つけました。
「おっ、久々にドラムにまーちゃん復帰か!!」
とワクワクしたのもほんの一瞬…
よく読んでみるとそれは
・まーちゃんが亡くなった事
・追悼の意を込めてコブクロがまーちゃんの音源でパフォーマンスを行った事
を伝えるものでした。
まーちゃんというのは
コブクロのサポートメンバーとして
ドラムを担当されていた方で
・いじられキャラ
・おもしろい(ユーモア◎)
・ファンからも人気
・元応援団で声が凄まじく大きい
・お子さんの名前がコブクロの楽曲名
などなど、
特徴や思い出が一瞬でたくさん浮かんでくる程
サポートメンバーなのにアーティストのファンに広く知られている、とても魅力的な方でした。
ここ近年はコブクロのサポートはされていませんでしたが、
またいつかまーちゃんにコブクロをサポートしてほしいなと思っていましたし
人物としてとても魅力的な方だったので
ショックだったし、残念でなりません。
人生の中で「人が亡くなる」という場面に出くわすと
「人が亡くなってから後悔する」のではなく
「人が亡くなる前に行動を起こす」
ことがとても大切だなと感じます。
亡くなってから「もっと〇〇すれば良かった」ではなく
生きている間にその人にポジティブな気持ちを伝えたり、何かを尽くしたり、思い出を作ったり…
亡くなった時に「〇〇すればよかった」と思うであろうアクションを今起こす。
難しいけれども、これが大事なんだと感じます。
特にご高齢の方など、会える期間が限られている人には、積極的にそういった行動を起こすべきたと思っていますし、自分自身起こすようにしています。
それは相手に良い形で人生を終えてもらう為はもちろん
自分自身の人生を後悔なく全うする上でも
非常に重要なことだと思っています。
また、自分自身が「死」に対して思うもう1つの考え方として
「その人が本当に亡くなるのはその人を思い起こす人が誰も居なくなった時だ」
というものがあります。
これは(偶然にもコブクロが主題歌を担当することがきっかけで見た)「クロスゲーム」というアニメの登場人物が話していたことです。
そもそも人と人は同居する家族でもない限り
物理的に会うことはそう頻繁ではない今の時代ですが
何かをきっかけに人を思い出したり、その人の話をしたりすることで
その瞬間、その現場にはその人の存在が現れます。
このように、物理的には会えなくても
人の存在は記憶や言葉の中から
簡単に現れるものなので
その人の存在を語り継ぐ人がいる限り
無になることはありません。
人の死はとても悲しいことですが
「今をどう生きていくか」
を常に考えながら生きるのが
自分が意識していることなので
これからもまーちゃんが残してくれたたくさんの音源や映像、語りを楽しみながら
桜井さんの死から改めて感じたことを胸に、日々過ごしていきたいと思います。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。