【啓発活動】ヘルプマーク転売反対!
Gさんは線維筋痛症。主に下半身に痛みがある為、自宅療養を余儀なくされている。線維筋痛症になる前からヘルプマークは知っていた。ヘルプマークとは見えない病気などがある方が持つマークで援助が必要な方が身に着けるマーク。
先ごろ全国導入され入手先は各自治体の障害を扱う課などで一人一個、無料で配布されている。障害手帳の有無などは関係ない。
Gさんは線維筋痛症発病後にヘルプマークがどのように利用されているのか知りたいとネットで検索した所、たくさんのヘルプマークがフリマサイトで有料販売されているのを発見し愕然とした。
たくさんの自治体ヘルプマークが転売されている。1個あたり大体600円から850円が相場で、中には10個セットで販売されていたりする。
※2022年11月16日現在全て完売の状態。現在原因究明中。
Gさんはそのような販売を見ると運営に報告することにした。ところがいたちごっこで時にGさんは激しくメンタルが病む事さえある。
中には「自分が得た物なのでその時点で著作権は自分にある」など意味不明な主張をする者までいる。
ヘルプマークは東京都が著作権、及び商標権を有している。Gさんは電話連絡などが苦手な為、私(線維筋痛症のトモコ)が東京都福祉保健局に定期的に報告、相談を行っている。
ヘルプマークの印刷部分を表に出して頂いたり、Gさんが調べた転売数を報告したり、林檎さんの件よりかなり前からおかしなヘルプマークを報告したり、などGさんと話しながら要望や情報提供を行っている。
最近やっと東京都福祉保健局のサイトに【ヘルプマークの転売はご遠慮いただきたい】と明確に表示されるようになった。
このヘルプマーク事業は各自治体がベースな為、予算の都合でヘルプマークの個数やポスターの枚数などにばらつきがある。そんな中、自治体から無償で入手できるにもかかわらず有料で販売するのは如何なものか…
著作権及び商標権を有している東京都からも、注意喚起を行っているようである。
お手元にどうしてもヘルプマークが入手出来ない場合は東京都福祉保健局のサイトにプリントアウトする仕様だがすぐに使えるマークの掲載があるので是非そちらを使って頂きたい。
下がそのリンクでクリックするとワードがダウンロードされます。https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.files/281222saigaiji.docx
啓発活動を続けて1年半…ありがたいことに賛同してくださる方がたくさんいる。今後このような転売が減り必要な方にヘルプマークが届くようになれば、とGさんは願っている。
以上、ヘルプマーク転売反対活動しているGさんのお話しでした。ヘルプ会はお役に立てる情報などを発信しています。スキ、フィロー、サポートして頂けたら嬉しいです。